今なにしてる         (トミーのリペイント別館)

カメラ修理などについてご紹介します。
富塚孝一
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ペトリ1.8の修理お見積の巻

2024年12月06日 20時00分00秒 | ブログ

当初、修理お見積でカメラ店様から来ていましたので画像はあまり撮っていませんでした。ペトリ1.8と言うのかな? レンズが2.8の個体は比較的、個体数があるようですけど1.8は珍しいようで、この個体はfeet機ですから里帰り機でしょう。専用革ケースに入っていましたが、お世辞にもきれいとは言い難い外観です。

画像ですときれいに見えるのですが、トップカバーのメッキはかなり来ています。フィルムカウンターも動ぎません。

 

真鍮地から緑青が上がって来ています。これ本当に直すのかな? 現状はジャ・・

 

発売は1959年頃らしいですけど、2.8はシャッターはペトリ内製ですが、1.8はコパルSVが奢られています。当時、キヤノネットやコニカSⅡ、ヤシカラピード、その他オリンパスやマミヤなど多くのモデルに採用されていたシャッターです。しかし、うんともすんとも動きません。売り物のレンズは意外にきれいです。

シャッター羽根の固着、スローガバナーも固着でセルフタイマーも不動。

 

 

B(バルブ)とシャッタースピード切替のレバーがピンに接触をしてシャッターダイヤルが回転しません。

 

お見積なので修理にGOが出るか分かりませんけどトップカバーを分解して洗浄研磨をしました。フィルムカウンターも直しました。

 

シャッターを修理して50mmオリコールレンズを取り付けます。えっ、修理しているじゃん。

 

◇の絞り指標の色が腐食で抜けていましたので入れ直します。

 

 

ファインダーの清掃と二重像の調整をします。ここで私が電話で余計なことを言ってしまいました。「シボ革もダメですよ」じゃあ貼り替えてよ。え~、ここで作業終了と思ったのに・・PETRIのプレートがあるし面倒だなぁ。とりあえずここで作業中止としておきます。

 

 

 

 

 



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