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灯りともる頃



                  陽が沈み
                  ぐんと冷え込んでくる




                  すべての色は消え
                  黒いシルエットが浮かび上がる




                  小鳥たちのさえずりは
                  もう聞こえない




                  夜を迎える
                  静けさが支配し始め




                  ひとつ ふたつと増える
                  オレンジ色の灯りが
                  懐かしさを呼ぶ




                  吸い寄せられるように
                  明かりに気持ちが向かい




                  冷たくなった指先で
                  コートの襟元を抑え
                  家路を急ぐ

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