四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
睡蓮の花と太陽と風と
夏の風は
水面に張り付いた葉を
揺らすことなく通り過ぎる
真上の太陽は
容赦なく照りつけ
日陰などない水辺は
清清しい睡蓮の
花がなければ
一目散に逃げ出して
冷たいお茶など
ググーッと飲んで
テーブルに片肘ついて
昼寝の真似事なんてしたいとこ
なのに・・
時折やってくる
小さな生き物の作る
波紋の輪を数えたり・・
似合うじゃない!
まぁるい葉と花に・・
なんてことを考えながら
その場を離れることもせず
睡蓮は・・・少しモネ気分に
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