goo

睡蓮の花と太陽と風と



                   夏の風は
                   水面に張り付いた葉を
                   揺らすことなく通り過ぎる





                   真上の太陽は
                   容赦なく照りつけ




                   日陰などない水辺は
                   清清しい睡蓮の
                   花がなければ
                   一目散に逃げ出して




                   冷たいお茶など
                   ググーッと飲んで




                   テーブルに片肘ついて
                   昼寝の真似事なんてしたいとこ




                   なのに・・
                   時折やってくる
                   小さな生き物の作る
                   波紋の輪を数えたり・・




                   似合うじゃない!
                   まぁるい葉と花に・・




                   なんてことを考えながら
                   その場を離れることもせず

                   睡蓮は・・・少しモネ気分に

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )