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霧が峰高原にて



                  一面のススキは
                  金色の波となって
                  大きく揺れる




                  構えたカメラの
                  ファインダーに収まらない
                  ススキの穂は




                  小さな連なる
                  ビーズのように光っている




                  少したてば
                  夕日に赤く変わるだろう白い雲は




                  まだ青い空に
                  見た事も無いような
                  模様を描いている




                  怖いほどの広い空の下で
                  ぽつんと一人
                  置いていかれたような・・




                  壮大な迷子

                  もしかして・・・
                  心の迷子に出会ったのかもしれない

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