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夏のアジサイ



               容赦なく照りつける太陽を
               さり気なくするりとかわし




               少し錆びかけた水色が
               暑さと馴染む




               日影を探す人の眼は
               季節を外れた花に止まらず




               一人占め?・・いや・・
               自由なものに邪魔は野暮





               舞台を降りた花は
               人生豊かに続けて




               少しの距離で寄り添って
               時々横目で眺めて




               いつか・・いぶし銀の輝きを
               その時は止まって




               しっかりと・・
               何を言うのだろう

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