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冬を越した木の実たち



          山積みの秋に差し込む春の光




          厳つい木の実は小鳥が啄ばむ隙もないのか




          地上に下りたままの姿を残して




          心地よさそうに仲間と集う




          一つ拾って天までとどけと投げたくなるような




          そんな悪戯心をくすぐられても




          待てよと思いとどまりたくなる




          静かに冬を越した木の実たち





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