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季節の境で



          枯れた物たちへそそぐ光も明るくなった




          その光の中に今にも飛び出しそうな綿毛




          そろそろお別れが近づいてきたかと




          季節の境に立たされたことを感じる




          よく見回すと枝々に新しい芽が膨らんで




          寂しさと期待とが混ざりあい複雑な思いが




          三月独特の思いとも気づく




          桜の花が咲き出せばそんな思いも一瞬で弾けるのだろう




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