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あの日・・3月11日



      あの日・・今年10歳になる孫が我が家にいた
      生まれて3週間目・・母親もばぁばもホヤホヤ




      慣れぬ子育てに少々疲れ昼寝をと二階に行った
      その時経験したことのない揺れを感じ階下へ




      嫁と孫を作業机の下に押し込み
      私は・・テーブルに下か食器棚を守るか迷っていた
      結局出口確保し食器棚を抑えてテレビを付けた




      震源地は三陸沖・・嫁の実家・・実家は高台
      こちらで生んだ運の良さをまずはホッとした
      ただ・・崩れる家々を見ながら「おじいちゃんの家の辺り」




      おじいちゃんの家は庭まで津波が押し寄せたが
      家は無事だったとの事・・
      津波が来たら高台への言い伝え通り逃げて無事




      毎年この日になると孫を見ながら犠牲になった子供たちを思う
      こうして成長することを奪われた子供たち・・胸が痛む




      どのくらいだったか向こうの両親との連絡も取れず
      荷物を送ったりの記憶も混乱の中曖昧




      ぎりぎりでの無事にいまだに他人事とは思えずに
      被災者気分は消えない・・
      揺れ続ける日本で‥防災の準備だけはしておかなくてはと思う



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