トントン 都会へ行く

　　　　　　　　　　　　　　　またまた　都会編
　　　　　　　　　　　　　　　おのぼりさんは
　　　　　　　　　　　　　　　銀座の次は・・新宿

　　　　　　　　　　　　　　　どっかーん！
　　　　　　　　　　　　　　　高ーいところに上ったら
　　　　　　　　　　　　　　　目の前にビルが
　　　　　　　　　　　　　　




　　　　　　　　　　　　　　　ビルとビルの谷間には
　　　　　　　　　　　　　　　小さなビルが
　　　　　　　　　　　　　　　おしくらまんじゅう！




　　　　　　　　　　　　　　　下を見れば・・
　　　　　　　　　　　　　　　ほーら！ミニチュア♪
　　　　　　　　　　　　　　　違う、違う！
　　　　　　　　　　　　　　　ホンモノ！




　　　　　　　　　　　　　　　上を見れば
　　　　　　　　　　　　　　　ほーら！天国♪
　　　　　　　　　　　　　　　いやいや！
　　　　　　　　　　　　　　　空が近い！

時を持つ

　　　　　　　　　　　　　　　小さな自転車が二台
　　　　　　　　　　　　　　　いったい　どこに消えたのだろう
　　　　　　　　　　　　　　　元気な二人組みは
　　　　　　　　　　　　　　　緑の芝で駆け回っている？




　　　　　　　　　　　　　　　風と緑の間をすり抜ける
　　　　　　　　　　　　　　　素敵な時を・・




　　　　　　　　　　　　　　　特等席では
　　　　　　　　　　　　　　　特別な
　　　　　　　　　　　　　　　上等な時！！

涼しさに、しっとり

　　　　　　　　　　　　　　　暑さの中で
　　　　　　　　　　　　　　　夏の花でさえ
　　　　　　　　　　　　　　　夏バテ？




　　　　　　　　　　　　　　　幽霊の手のように
　　　　　　　　　　　　　　　「お化けだぞ～」と
　　　　　　　　　　　　　　　しおれていた葉




　　　　　　　　　　　　　　　ようやく
　　　　　　　　　　　　　　　涼しくなって
　　　　　　　　　　　　　　　夏の花は
　　　　　　　　　　　　　　　ホッとしている様に見え




　　　　　　　　　　　　　　　夏も終わりに近づいて
　　　　　　　　　　　　　　　しっとりと華やかに
　　　　　　　　　　　　　　　フィナーレの準備　ＯＫ！！

深い緑の蔭で

　　　　　　　　　　　　　　　焼けつくすような
　　　　　　　　　　　　　　　強い陽射しを
　　　　　　　　　　　　　　　逞しくも遮る
　　　　　　　　　　　　　　　深い緑




　　　　　　　　　　　　　　　ゆったり枝を伸ばした
　　　　　　　　　　　　　　　深い緑の下で
　　　　　　　　　　　　　　　ようやく
　　　　　　　　　　　　　　　涼しい息をついて

暑くて・・焦げた！

　　　　　　　　　　　　　　　暑くて・・焦げた！
　　　　　　　　　　　　　　　そんなわけはないけれど・・でも
　　　　　　　　　　　　　　　シャッター１回押すごとに
　　　　　　　　　　　　　　　焦げる、焦げる




　　　　　　　　　　　　　　　このまま暑さが続いたら
　　　　　　　　　　　　　　　真っ黒焦げで
　　　　　　　　　　　　　　　真っ黒け！




　　　　　　　　　　　　　　　きっと
　　　　　　　　　　　　　　　どの木も
　　　　　　　　　　　　　　　どの葉も
　　　　　　　　　　　　　　　こんな風に
　　　　　　　　　　　　　　　写るでしょう

街の飾り

　　　　　　　　　　　　　　　この街は
　　　　　　　　　　　　　　　ビルの広告が・・
　　　　　　　　　　　　　　　ウィンドウが・・
　　　　　　　　　　　　　　　額に入った
　　　　　　　　　　　　　　　絵のように




　　　　　　　　　　　　　　　ウィンドウのディスプレーだけで
　　　　　　　　　　　　　　　ドアーを開けたくなるように

　　　　　　　　　　　　　　　広告だけで
　　　　　　　　　　　　　　　欲しくなるように




　　　　　　　　　　　　　　　そっと　のぞいた
　　　　　　　　　　　　　　　ウィンドウに写った
　　　　　　　　　　　　　　　この町並みも
　　　　　　　　　　　　　　　一枚の絵のよう

まっ、まぶしいーっ！！

　　　　　　　　　　　　　　　この暑さだから
　　　　　　　　　　　　　　　家から数歩で・・シャッター！！

　　　　　　　　　　　　　　　あっ！
　　　　　　　　　　　　　　　うさぎが・・
　　　　　　　　　　　　　　　飛び跳ねているようには
　　　　　　　　　　　　　　　見えない？




　　　　　　　　　　　　　　　また　数歩で・・シャッター！！
　　　　　　　　　　　　　　　帽子のおじさんが・・
　　　　　　　　　　　　　　　笑っているようには
　　　　　　　　　　　　　　　見えない？




　　　　　　　　　　　　　　　またまた　数歩で・・シャッター！！
　　　　　　　　　　　　　　　今度は　なににも・・
　　　　　　　　　　　　　　　見えないけれど
　　　　　　　　　　　　　　　真っ白な雲が
　　　　　　　　　　　　　　　これだけ　まぶしい夏なのに
　　　　　　　　　　　　　　　秋が少しだけ
　　　　　　　　　　　　　　　近づいて・・
　　　　　　　　　　　　　　　いるようには見えない？

一人でお茶を

　　　　　　　　　　　　　　　赤地に白の
　　　　　　　　　　　　　　　「CAFE」の文字
　　　　　　　　　　　　　　　合わせたように
　　　　　　　　　　　　　　　白と赤の
　　　　　　　　　　　　　　　素敵な女性・・
　　　　　　　　　　　　　　　カフェが似合う




　　　　　　　　　　　　　　　オープンカフェで
　　　　　　　　　　　　　　　今風の　ここでも
　　　　　　　　　　　　　　　お似合いの
　　　　　　　　　　　　　　　スタイリッシュな女性が・・




　　　　　　　　　　　　　　　一息つきたい・・・
　　　　　　　　　　　　　　　一人でお茶を！！
　　　　　　　　　　　　　　　お似合いの場所は？
　　　　　　　　　　　　　　　人目を避けて・・
　　　　　　　　　　　　　　　奥の奥
　　　　　　　　　　　　　　　ちょっと暗い　その場所で
　　　　　　　　　　　　　　　アイスコーヒー？アイスティー？
　　　　　　　　　　　　　　　下でも向いて飲みましょか♪

銀ブラ！

　　　　　　　　　　　　　　　銀座の街が
　　　　　　　　　　　　　　　変わるかもしれない

　　　　　　　　　　　　　　　いくつもの素敵なお店が
　　　　　　　　　　　　　　　建ち並ぶ

　　　　　　　　　　　　　　　ちょっと
　　　　　　　　　　　　　　　入りたかったり・・
　　　　　　　　　　　　　　　入れなかったり・・
　　　　　　　　　　　　　　　入ったり・・

　　　　　　　　　　　　　　　見て歩くだけでも




　　　　　　　　　　　　　　　それが　銀ブラ
　　　　　　　　　　　　　　　小径　曲がれば
　　　　　　　　　　　　　　　昭和の香り
　　　　　　　　　　　　　　　いつまでも・・銀座
　

クラッ！！

　　　　　　　　　　　　　　　クラッ！！
　　　　　　　　　　　　　　　色なんてとんでしまうほどの
　　　　　　　　　　　　　　　午後一番の暑さの中
　　　　　　　　　　　　　　　干からびそうになりながら
　　　　　　　　　　　　　　　銀座の街を一巡り




　　　　　　　　　　　　　　　さっき見た
　　　　　　　　　　　　　　　百名瀑が
　　　　　　　　　　　　　　　頭から冷たさを
　　　　　　　　　　　　　　　浴びせかけてくれたけど・・




　　　　　　　　　　　　　　　涼しさを撮ろうなんて
　　　　　　　　　　　　　　　無理な思いは
　　　　　　　　　　　　　　　さっさと捨てて
　　　　　　　　　　　　　　　暑さの中を突き進む

　　　　　　　　　　　　　　　干からびる、なんて
　　　　　　　　　　　　　　　これもまた
　　　　　　　　　　　　　　　無理な思い！