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まず・・咲く




               早い春に
               まず咲くから




               「まんさく」という名がついたと
               東北なまりの
               まんず咲くからとも・・




               そんな花らしい名前
               なのに・・・
               突然隣のおじさんに聞かれた
               「これは花?」




               あ~あ よかったよ
               まんず咲いて
               みんなと一緒に咲いてたら
               きっと・・




               大きな枯葉の陰の
               ひょろひょろの花びら
               気づかれもせず




               「まんさく」なんて名前
               付けて貰えなかったに
               違いない!

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だんだん だーれが めっかったー♪



               雑木林でかくれんぼ
               といっても・・




               隠れ上手の鳥相手じゃ
               鬼はつらい!




               頭隠して
               音隠さずのコゲラなんて
               すぐみーつけ




               名前の知らない君なんて
               見つけて困る・・鬼




               シジュウカラ・・と思っていれば
               エナガかな?




               チョコチョコ動き回る
               ツグミ・・
               追い掛け回して どこまでも
               どこまでも・・どこまでも




               こんなに近くで
               寝てていいのかい?
               のゴイサギ




               見つかるどころか・・
               つかまるよ!!

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シルエット



               光を受けない
               紫陽花もある・・




               遠く
               余るほどの
               光りを眺め




               心をしまう




               しまいきれない
               心を・・




               黒いシルエットに




               何よりも
               枯れた紫陽花
               そのものの・・

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冬の宝石



               コートの襟を立て
               通り過ぎる林の中に
               差し込む光




               枯れた花をつけた
               紫陽花が続く・・




               一瞬

               差し込んだ光の
               根元が輝く




               足を止め
               数歩戻る




               宝石・・
               冬の宝石・・




               枯れて
               壊れそうな花びらは
               透ける光りに輝いて




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暑かったジヴェルニーの町歩き



               あの日
               上着を一枚脱ぎ
               また一枚脱ぐ




               重ねに重ねて
               外へ出る 今 
               思えば・・




               羨ましいような
               ご機嫌な太陽だった




               時折通り過ぎる風は
               木々の間を通り抜けた
               懐かしい風




               広い庭の奥に・・
               道の曲がり角に・・




               田舎の家は
               初めての町なのに
               また懐かしく




               家の中に入れば
               見慣れた食卓がありそうな




               きっと
               夢に見続けた
               温かな何かがあったのだろう


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白い花の季節に・・・ジヴェルニーにて



               6月の白い花は
               どの季節よりも美しく




               ウェディングドレスをまとった
               ジューンブライドのように




               光りの色まで
               変えてしまう




               目を瞑って
               白い光りに触れ




               あの日の香りに包まれて・・
               白い花の季節に戻る




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思い出の夏・・ジヴェル二ーにて



               寒さの中で・・・
               あの夏の日を思い出して




               咲き乱れた
               花の周りを踊るように
               輝いていた光・・・




               爽やかな風を思い出して
               北風を吹き飛ばす?




               遠い夏の日に・・
               少しだけ 暖をとる




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あの鳥・・この鳥



               あの鳥この鳥
               さあて・・
               名前がわからない




               あの名前
               この名前




               あの写真
               この写真




               あれとこれを
               結びつけるなんて




               神経衰弱並みの
               難しさ!!




               声を聞いて
               どの鳥か




               言い当てるなんて
               さらさらに・・




               仕方ないので
               デッパツ(まーさん語!)
               狙って
               カメラ構えて




               ふと聞こえるは・・
               トン トトン!




               たまには
               おまけの大成功(か?)




               ちょっとご機嫌
               コゲラの2枚!


  ※お騒がせしています!!アップ・ボケ写真載せてみます









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冬日



               散歩道
               あと数歩で日陰・・




               足を止めて
               冬の日差しの中で
               ふと・・思い出す




               秋の頃
               「夢の中で・・」               
               可憐に咲いてた花も
               今は優しい綿毛になって




               弱い光に遊ぶ




               花の頃より
               楽しそうに・・群れて




               お喋りをするように




               悪戯をするように




               欠伸が出そうな
               のんびりなひと時

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春の香り



               耳を澄ませて
               聞いてみる
               春の足音・・は




               目を凝らして
               見てみる
               春のお知らせ・・は




               もう、あちこちに

               ここにも春が




               春の白は
               光りに透け
               優しく・・




               澄んだ空気は
               香りと共に
               辺りを変える




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