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春爛漫



                  特別に暖かい2月
                  コートを脱いで




                  通り過ぎる風が
                  知らせる早い春




                  こんなにも
                  青空が似合うなんて
                  梅の花




                  おしくらまんじゅう
                  両手のひらから
                  こぼれそうな




                  春爛漫
                  梅日和




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ミモザの花の下で



                  春の色
                  黄色のミモザの花が咲いた




                  満開の花に
                  夢の芽が生まれ




                  青い空へ向かう




                  きっと叶う・・
                  春の花は
                  約束をする




                  春の花は
                  約束上手・・




                  だから
                  少しだけ多く
                  春は・・夢を見る




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めざめ



                  むくむくと
                  伸びをするように




                  ゆっくりと
                  手を広げ




                  隙間からの
                  光を掴んだら




                  木々の芽は
                  少しの寒さを忘れ
                  目を覚ます




                  耳を澄ますと・・




                  光の音
                  芽吹きの音と




                  まだ覚めきらない
                  春のあくびが
                  聞こえる?



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川辺で・・・



                  一秒たりとも
                  止まらない
                  川の流れ




                  その流れに逆らって
                  川辺を歩く




                  思い出を辿るように




                  遠い日の青い草が・・




                  風の助けで
                  柄を成した枯れ草




                  渡れば
                  戻れるかもしれないと
                  錯覚しそうな
                  懐かしい木の橋




                  振り返って
                  今へ・・戻ろう




                  あの日を連れて

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暖かな色



                  雑木林の中に立ち
                  あたりを見回す




                  遠く だんだん
                  細くなっていく木々




                  折れたまま
                  宙に浮く木の端




                  いつか・・もうすぐ・・
                  新しい緑に
                  覆われてしまう木々の間




                  押したシャッターに写る
                  暖かな空気の色




                  空気に色があったなんて・・・




                  ほんの少しの
                  季節の変わり目の
                  特別の時間




                  両手を広げて
                  触ってみる

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カイツブリの赤ちゃん



               曇り空の夕暮れ時
               井の頭の水辺を歩いていると
               巣をつくり 卵を温めている
               カイツブリが落ち着かない




               ずっと写真を撮り続けていると
               赤ちゃんが!!!産まれた

























               餌を与えるお母さん




               曇り 夕方 腕
               と三条件がそろい
               写りが悪いのですが
               生まれたての赤ちゃんです
               元気に育ってくれれば嬉しいのですが・・・
               あったかくな~れ

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鳥 遊ぶ



                  寒く 寂しい
                  冬を超え




                  春の日差しに

                  わぁーい!!




                  水飲み場で
                  ピチュピチュ




                  高い木の枝に
                  止まって




                  あっち キョロキョロ
                  こっち キョロキョロ




                  枝から枝へ
                  飛び移り




                  大きな声で
                  ツーピンツーピン




                  水辺の葦に
                  しがみつき




                  チュンチュン
                  チュンチュン
                  餌探す




                  あー 春はいい
                  小さな背中が
                  そう語る

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春の風に・・・



                  少し早めの
                  春の風に乗って




                  優しい薄い
                  ピンク色の花びらが
                  一枚 一枚と・・




                  まだ堅い蕾を
                  誘うように
                  開き始めて




                  まだ
                  冬のまま
                  季節を変えずにいる
                  裸木の間で




                  緩やかに
                  春の向かう




                  見とれて・・

                  ふーっと
                  はいた一息に




                  揺れて
                  微笑み返して
                  くれたような・・




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ほらっ・・春が



                  まわる まわる
                  季節がまわる




                  また来た春に
                  まわる まわる




                  花のまわりを
                  小鳥がまわる




                  まわる まわる
                  小鳥のまわりの
                  春の花




                  花は耳を傾けて
                  そっと聞く
                  春の歌




                  小鳥は
                  くちばし寄せて
                  歌唄う




                  歌に乗り
                  まわる まわる




                  春の香り
                  春の色




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白梅



                  梅の花が
                  咲き始めると
                  春は急ぎ足




                  紅い梅・・
                  黄色・・紫・・と




                  色とりどりの
                  空気に満ち溢れ




                  その ひと足前に
                  白い梅の花




                  色を忘れさせて

                  色を待つ

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