四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
春の喜び
水面に映る
日差しのやわらかさ
風の強さも
暖かさまじり
満開の時期を迎えて
花々のにぎわい
春の真ん中で
春を喜ぶ
でも・・・
まだ・・・三月
短い冬に
寂しさを感じて
小石でも蹴って
水に映った
春を壊そうか・・・
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ある春の日に
森の奥にも
春の日差しが
差し込んで
鳥たちの声も
高らか
さあ 春
のんびりと
あたりを見回しながら
唄う!
青空に向かって
飛ぶ!
爽やかな緑に
馴染む!
鮮やかな色を
映す池で
泳ぎ始めた
小さなカイツブリ
あぁ 春
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春の訪れ
華やかな
春の片隅で
静かにゆっくりと
白い花を開かせ
しみじみと
春の訪れを
感じさせてくれる
水面に枝を
ゆったりと伸ばし
美しい
その姿を映す
春へと空気が動く
通り過ぎる
僅かな風に揺れる
白い影・・
春の訪れ
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アフタヌーン・ティー
レースのカーテン越しの
光に揺れる
アフタヌーン・ティー
そんな時間
花の中を歩く
どこからか
フレーバー・ティーの香り
心潤す
ティーカップの花の色
ゆっくり溶ける
角砂糖を眺める
何もない時間
ティーカップの花は
小枝に戻り
風に揺れ
春の日の午後の
のんびりと心の中で
花と・・
お茶の時間
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森に響く歌声
小鳥のさえずりに
引き寄せられるように
森の中へ・・
チ・チ・チ・チ
ツーピン・・ツーピン・・
ギギーッ
だんだん近くなる
小鳥の歌声
見渡す・・
まぶしい光と
深い影
どこに・・
見つからない
小鳥の歌声は
心に残って
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光が・・あそぶ
あふれるほどの光が
天から降って
緑と
新しい芽と
開き始めた
小さな芽が
その光を
抱きしめる
抱きしめた光を
宙に放つ
輝きを増した光と
大きく広げられた
新しい芽と
あそぶ・・
邪魔のない
3月の午後に
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咲いた 咲いた さくらが 咲いた
咲いた 咲いた
桜が 咲いた
呼ぼう 呼ぼう
みんなを 呼ぼう
行こう 行こう
この木に あの木
大騒ぎ
メジロはみんなで
大騒ぎ
カンヒザクラに
カワヅザクラ
咲き始めたオオカンザクラ
暴走族メジロ隊
飛び回る 飛び回る
どこから来たのか
メジロ隊
どこへ行くのか
メジロ隊
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河津・葉桜
河津桜
満開の時から
どのくらい
経ったのだろう
若草色の
みずみずしい
若葉が・・
まだ冷たい
風に揺れる
蕾の横で
ほんの少しの間の
若い緑は
桜色に似合って
チ・チ・チ・・・と
声だけが聞こえる
メジロは
すっかり馴染んで
葉桜で
かくれんぼ
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