四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
編む・・編む・・

編もうと思って
編んだのか?

編めばいいこと
あると思って
編んだのか?

編むことが
できたので
編んだのか?

編みたいと
思ったから
編んだのか?

きっと・・

編まずには
いられなくて

編んだのだろう!

今日もまた
どこかで・・
編む・・編む・・
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色を集めて

どれだけの色を
集めたのだろう・・・

幾色もの
色の重なり

陽に透かしてみる
色の鮮やかさ

曇り空に
明るく映える色

どの場面でも
たった一枚の
色の葉でも

自然の
作り出した色は

数えることが
できないほど

豊かに美しく・・
色を集めて
秋になる
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誰も食べなかった葉

蓼食う虫も好き好き・・
たいていの葉は
食べられてしまう・・らしい

でも・・よほどまずい葉は
食べられない・・らしい

そうしてみると
こんな綺麗に
ツルツル ピンピン

まっかっかに
こげこげ茶色

虫食いひとつない
こんな葉は
とんでもなく・・まずい?

一足速く全身見事に
お色直しのまずい葉なんて
幸いなり!!

でもほんとに
まずい?

聞いてみたいけど・・
虫一匹もいやぁ~しない!!
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食った!食った!!

食った!食った!!と
誰かがきっと言っている

どう見たって
うまい!と言ってる
誰かがどこかにいそうな

おいしいところと
そうでないところが

五分五分?
それとも七・三?

もしかして
食べ方デザインなどという
見本があったりして?

秋冬物の
このデザインを見ながら

食った、食ったの現場に
いなかったことの幸せと

犯人に出くわさなかったことの
幸せにほっとしながら
上を見上げる
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それでも君が好き!

これって・・
花か?実か?
悩むところ・・

どこかの片隅に
咲いていても

咲いていたか
どうかなんて・・
忘れられちゃうところ・・

でも!
たいてい・・

みんな一度は
出会っていて

思い出が
詰まっていて

おままごとに
登場したことがあって

目立たぬ花だけど・・
それでも君が好き!
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小鳥たちの季節

あれっ!
ん?

木の枝から
下に下りる・・と
また木の枝へ

目の前を
フルスピードで
飛んでいく

何羽ものシジュウカラ
どれを見たらいいのか・・

追いつかずに
カメラを振り回す

やっと見つけた
小鳥たちの
落ち着きどころ

黄色い木の実の
成るところ

食べ終われば
一息ついて
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秋の声が聞こえますか・・

風の音
光の音

少し湿り気を帯び
冷たさを運んでくる

色を変え
季節を変え

気持ちを変える

変わった気持ちをもって
林を歩く

見えぬものが見え
見えるものが見えなくなって

聞こえてくる
変わり始めた季節の声が

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風に揺れて

あまりにも有名な
「秋桜」の曲が

風に乗って
聞こえてきそうな
陽だまりに

ときおり吹く
優しい秋風

身を任せる
コスモスの花は

覗くカメラのレンズから
ゆっくりと消える

消えて覗いて
また消える

とらえられない
本当のコスモス

きっと
心に咲く花・・コスモス
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