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冬の世界



                  緑は消え
                  黄色も消え




                  茶色の枯れ葉も
                  消えた林




                  枝々は
                  冷たい光の中で




                  じっと息を潜め




                  ほんの少しだけ




                  見落としそうな
                  小さな芽が




                  冬の世界で




                  今にも動き出しそうに
                  明かりを灯して

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カワセミ探知!!



                   キキーッ!
                   自転車のブレーキ音?!?




                   「カワセミだ!」と
                   彼女は言った
                     (彼女とは・・もちろん史子ちゃん)




                   ???
                   「聞こえない」と私




                   「あっち」と
                   指差すほうへ
                   急げや急げ




                   ご指定の場所には
                   黄色の枯れ葉と
                   茶色の枯れ葉が二枚




                   あとはな~にも・・・
                   ん?・・んん??・・んんん???
                   もしや!




                   茶色の葉っぱは
                   茶色のお腹?
                   ほんとにいるじゃな~~い!!




                   カワセミ探知能力抜群の
                   彼女のおかげで
                   撮って撮って撮りまくれた
                   カワセミ数枚♪

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梅ほころんで



                   お日様はご機嫌




                   ウグイスは地鳴き




                   まだ それは
                   冬のある日・・




                   青空を細かく区切る
                   欅の細い枝を見上げ




                   落とした視線の中に




                   梅ほころんで




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灯りともる頃



                  陽が沈み
                  ぐんと冷え込んでくる




                  すべての色は消え
                  黒いシルエットが浮かび上がる




                  小鳥たちのさえずりは
                  もう聞こえない




                  夜を迎える
                  静けさが支配し始め




                  ひとつ ふたつと増える
                  オレンジ色の灯りが
                  懐かしさを呼ぶ




                  吸い寄せられるように
                  明かりに気持ちが向かい




                  冷たくなった指先で
                  コートの襟元を抑え
                  家路を急ぐ

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藪の中で



                  藪の中に分け入る
                  踏む枯葉の音が・・




                  一歩ごとに
                  だんだんと大きくなって




                  冒険心と恐怖心が
                  訳もなく膨らんで




                  ドキドキが
                  最高潮に達した時




                  見ーつけっ!!

                  どっきーん!!




                  見つかった
                  かくれんぼの藪の中




                  こんなに可愛い
                  メジロちゃん




                  あのときの
                  気持ちにさせちゃいけないと
                  そっと・・

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あいうえお・・



                  あか きいろ ちゃいろ




                  いろとりどりの葉が




                  うつくしく たのしげに




                  えがおで




                  おしゃべり・・




                  「あぃ~~」




                  「うぇ!」




                  おしまい!

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                  日陰の散歩道




                  かじかんだ手で持つ
                  カメラは重い




                  ひょいと持ち直して
                  木漏れ日を探す




                  スポットライトのように
                  枯れたアジサイを照らす




                  より寒さを感じながら




                  光に浮かび上がる
                  枯れた花を見る




                  葉を落とした木々に
                  消えそうに馴染んで




                  なのに・・
                  光を受けて「華」

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まんず・・咲く



                  初春を
                  迎えてまんず
                  咲き始めるのが




                  黄色の
                  ちょっと変わった
                  花びらの・・




                  この花 
                  マンサク・・まんず咲く




                  と 毎年
                  言っているけれど
                  今年もまた




                  花のない季節に
                  目が合えば




                  一つ覚えの
                  名前の由来を
                  言いたくなって




                  さぁ みんな!
                  知らぬふりして
                  忘れたふりして




                  へぇ!と
                  トリビアしてほしい!!

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枝模様



                  秋の日に
                  葉を落として




                  今は・・
                  青空を透かせて




                  繊細な模様を描く
                  枝模様




                  テーブルクロスの
                  縁飾りのように




                  レースのカーテンの
                  裾模様のように




                  ストールの柄のように




                  どこか優雅に
                  風に揺れて

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ひととき


                  美しいとは
                  思えないような
                  冬の雑木林




                  どこかで
                  ピピピと声がする




                  ぐるりと見渡して
                  あきらめて
                  ぼんやりの一瞬




                  斜めに飛び込んできて
                  水を飲むメジロ一羽




                  無心に飲む・・
                  こちらも
                  ちょっと無心なわくわく




                  安心と・・もう一羽
                  水を飲む




                  静かな時間が流れる

                  突然
                  リードを持つ手が引かれて




                  振り返ると
                  少し飽きた散歩犬が
                  クゥーと小声で鳴いて
                  じっと見上げる・・帰ろっ・・

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