四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
陽の輝きの中で

夏の陽は
惜しみなく降りそそぐ

特別に愛された花は
輝きを増して

木々の緑から
浮かび上がって

黄緑がかった白は
重厚な花風景

物語に出てきそうな・・
物語が始まりそうな・・

少しだけ別の世界に
身を置いてみる

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夏の色

白い黄緑色と
黒い深緑
それだけで夏の色

オレンジ色は
太陽の贈り物

この三色を夏の庭に
好きなように置けば

想い出をたどる
夏の風景画

手に取れば
氷が音を立てて
涼しさを呼ぶ

喉を通り過ぎる
ソーダ水が

この絵の
鮮やかさを増して
時は止まる

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子供の時間が終わる頃

ずっと昔のこと・・・
我が家の庭の柿の木の
葉がすっかり落ちた頃

垣根に絡まった
烏瓜の実が
オレンジ色になって

色はこの烏瓜の
オレンジ色だけの
寂しい秋

この寂しさが好きで
烏瓜の実を楽しみにしていた

なのに・・なぜか・・
烏瓜の白い花を
見ることがなくて

この白い花を撮りながら
そうか・・
日が翳り夕暮れ時に咲く花
子供の時間が
終わった頃咲く花だったから
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ル・ポミエで昼食を・・・諏訪にて

リンゴ園にあるル・ポミエ

リンゴの収穫時期になると
最高のリンゴ菓子が!というカフェ

お茶はミントでと計画
それではここル・ポミエで昼食を

見かけは軽食風
中身はしっかり満腹系

メニューを眺めて
あれがいい・・これがいい

結局テーブルの上は
バラエティーに富んで

フォークが行きかう
少しづつのお味見

こんな時間も楽しい
大勢さんランチ
この後予定のケーキセットも
もちろん寄り道の後に!
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もう色は数えない

これだけの色の中
これだけの人の中

何にも触れることなく
触れられることもなく

さっささっさと歩く

ドアーからの冷たい空気と
混ざり合って

暑ささえも不思議な感触

物音は・・
時折りの自転車のベル

まるで透明な膜が
どこかにあるような・・
もう色など数えない
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街の色

多色の街の賑わいの中で

孤独が浮き彫りになる

色のない形の世界で

温もりを感じる

物に溢れている
街のほんの片隅

形は息を吹き込まれて

ジッと見ていると
今にも・・・動き出しそうで

一つ一つ
どんな風に動くのか・・
想像してみて!
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八ヶ岳農場へ

とびきりの笑顔で
迎えてくれた赤い車

八ヶ岳中央農場実験大学
八ヶ岳農場に到着

いつの間にか
必ずコースに組み込まれ

なぜか諏訪土産に
ビニール袋からネギが
顔を出すようになった
カンカンの影響を受け

なんと!ガラガラつきの
トランクを用意した私!!

今回も「八ヶ岳農場に行きたい」
声をそろえて大合唱のカン&トン

少々出遅れ気味で
もうすでに売り切れ状態

でも この美しき風景
それだけでも充分

心にいっぱい
素敵を詰め込んで
笑顔の赤い車にさようなら・・
また・・ねっ
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夏風景

曇り空の
少し涼しい夏にも

花びらが陽に透ける
暑い夏にも

その日の空気の中に
溶け込んで

迷うことなく
季節を感じさせてくれる
小さな白い花

素朴で柔らな季節感は
安らぐものだから

ほんの少し
季節の空気が見つけられれば
それでいい・・

もう少し探そう・・と
そう思うくらいがいい・・

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