四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
プリント柄な木の葉

空を見上げてこの木の葉が
空いっぱい広がっていると嬉しくなる

この季節になると
葉は何色かで重なり合い

光に透けると
その重なりが楽しい

小さな黒い実の
少しおどけたいくつものかたまりも
青い空に楽しい絵を描き出す

どこをとっても
絹のスカーフにしたくなるような
プリント柄な秋の木の葉

この季節
この木の葉の下に立つのが楽しみ
・・?いったいなんという木なのでしょうね?
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光と影と色と

塀越しに見える
隣家の庭の木

グラデーション見事な
色を変えた葉

光を味方に影までもが
グラデーションの一色

水彩絵の具が滲むような
色の変化

色数を数えるなんて
野暮なことはしないで

ただただ眺める
日向ぼっこ
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ジングルベルは聞こえない

車の行き来が激しく
人々は足早に通り過ぎる

そんな事で
暮れが押し迫っていることに気付く

そうか・・
今年はジングルベルが聞こえない

まだ何も終わっていない
終わりも見えない

フロントガラスにへばりつく
公孫樹の葉を撒き散らしながら

まだ残っている
黄色の公孫樹の葉を確認する

散らずに残って
来る年に伝えてよ・・
今年2011年にあったことを
忘れたはならない事を
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あともう少し・・・

枯れはじめた
アジサイもいいけど

くちゃくちゃになった
すっかり枯れたアジサイもいい

この季節になると
そんな日がいつなのかと
気になり始める

まだまだと
通り抜ける日もあるけれど

ふと足を止め
ジッと見続ける日もある

そしてそんな日に出会う
まだ枯れていない
アジサイの輝き

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今・・紫陽花が美しい

今 日差しが
一番低くなろうとしている

残り少なくなった
木々の葉や花は

思い切り光を受けて
強い影から浮かび上がる

冬なのに・・・

そのコントラストが
夏の若い強さより

生き抜いてきた
深い強さを感じさせて

枯れはじめたものさえも
今 紫陽花が美しい

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花の気持ちを残しながら

心地よく枯れはじめた
紫陽花の横で

深みを増した花紫陽花

どんな風に枯れようかなんて
迷っているのか・・

見ているほうも
どんな風に枯れるのかと

すっかり色を変えた葉に
寄り添って

まだどこかに見えてくる
花の気持ち

そんな気持ちを少しづつ
変わる季節においてきて

華と枯れるのはいつの日に
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眩い冬の光の中で

冬の光に白く霞む
名残の黄色の枯れ葉

お日様は満面の笑みを
浮かべているけど

身動きの取れにくい
コート一枚脱げずに

もたもたと歩く
後ろにまたもたもたとついてくる
我がワンコ

足元にはすっかり枯れた
とげとげの葉が絡み付いて

冬の散歩道
やっとであった紫陽花だけが

眩いい光の中でで
輝いていた

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作れそうで作れないもの

町はクリスマスムード一色
と思いきや・・

それがそうでもない!

なかなか面白いものが
目を引いて・・ジッと見る

そこらにあるもので作れるかも!

なぁんて誤解をしてしまいそうな
そんなたちでできている物が

思いきり楽しんで
作ったに違いないそれら

でもこれって
作れそうで作れないもの?

う~む
やっぱりちょっと
挑戦してみるか・・・

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代官山散歩

ほんのちょっとの隙間の時間

代官山途中下車の散歩

何年ぶり?いや・・初めて?
と思うほど見知らぬ街

お洒落な若者の街・・なのか

道に迷いそうな・・
気持ちが迷いそうな・・

・・年を忘れそうな・・

隙間の時間じゃ
どんな気持ちになっていいのか
わからぬままに

今度ゆっくり
すっかり若者になれるよう
歩いてみよう

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夕暮れて

朝は雪まじりの雨・・
そんな日の夕方

まだアスファルトは濡れていて
いかにも冷たそう

池のほとりに辿り着けば
夕暮れの白い空を映して

水鳥達のシルエットが
浮かび上がる

寒そうな風景にもかかわらず
黒い影はのんびりと・・でも

水しぶきを上げながら
一息も入れずに動き回る

冷たい空気の中の
温かな風景

鳥たちは仲良し・・
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