四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
華雫
冷たいみぞれ降る公園は
いつもとは別世界
灰色の空と
濡れた黒い歩道
差している傘までもが
グレーのチェック
モノクロの世界は
自然の形をを際立たせ
雫さえもが
美しい花のよう
見事に咲いた
透明の花と名残りの赤
描き出す絵は
まるで帯の模様
思いがけず華やかな
冷たく寂しい日の風景
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空からの贈り物
空からの贈り物は
雨まじりの雪
ちょっと外に出てみれば
冷たくなる手
乗り遅れたバスを
待つ気も無く歩き始める
目的地は井の頭
雪なんて積もってないと
わかっていたけど
こんな日に限って
駅とは違う道へ
辿り着けば
歩く人などいるわけもなく
傘にみぞれの音だけが
その音にあわせて
木々の小枝に降りた雨粒が
キラキラと輝いていた
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寒景色
灰色の曇り空は
葉を落とし凍えそうな
木々を受け入れて
寂しい風景を
冬の1ページに加える
どこか受け入れがたい
そんな日も
だから・・
懐かしい風景となって
心に広がっていく
遠く近く
小鳥達の声が
灰色の空に
吸い込まれていく
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♪うちにおいでよ・・私のおうちへ♪
ちっとも会えないメジロ君
痺れを切らした私!
とうとう
♪「うちにおいでよ」作戦決行♪
あまり得意でない柑橘系
唯一好きな伊予柑と
目があった瞬間
思い出した
「うちにおいでよ」作戦
窓から数センチの枝に
伊予柑のしっぽ
待つこと20分・・シーン
だんだん大きくなるさえずり
最初は・・・
臆病者のヒヨ・・目が合うと
即 飛んで逃げた
その隙にやってきたメジロ
目が合ってもピクリともせず
怖がらないところを見ると
可愛がられているんだねぇ
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日向ぼっこ
今年に入って
散歩道の寒さは特別
今年は冬がある!
なんて思ってみても
体は固まる
この季節まで
残った葉っぱたちは
さすが!
少しの日差しでも
すっかり身を任せ
日向ぼっこ
そんな葉っぱを
横目で眺め
心が溶けるほどの
日差しはなさそうと
怠け心を抱いて歩く
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寒い冬
冬らしい冬・・
すっかり枯れた木々の葉
ここのところの暖冬で
出会った赤やピンクの山茶花も
見かけることもあまり無く
あぁこんな冬を越すから
春の始まりに心ときめくのだったと
ようやく出会った白い山茶花
寒い冬に少し元気の無さが
今年らしさ?
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時がぐるぐる回る日は
頭の真ん中は
すっかり止まっているのに
止まっているいる頭の周りで
時がぐるぐる回っている
もうそんな日は
時はぐるぐる回しっぱなし
回る時はまったく無視して
のんびり・・ほんわか・・別時間
優しい花をずっと見続けたり
お気に入りの
昔のカレンダーを見てみたり
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春の紅葉
年を越えると
あれほど赤々と
燃えていた紅葉も
残り少なくなった
幾枚かが
新しい空気の中で
初々しく輝いて
新しい年
芽吹いたものもいいけど
春に色を添える
秋の草木もいいと
あらたまった気持ちで
足を止める
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鳥たちは元気
すっかり色は褪せて
林の中はモノトーン
寒そうな空に
枝だけが交差して・・・
と!
突然飛び込んでくる小鳥達
活気づく風景
固まっていた体が
ちょっと軽やかになり
からかうようにに飛ぶ鳥を
追いかける・・見失う・・
寒さに負けず
鳥たちは元気
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かじかんだ手で
ほんとに
北風はぴゅーぴゅーと吹く
たちまち手が冷え切って
シャッターを押す手が震える
コートの首まで
ファスナーを閉めて
なのに・・・
バラの蕾は強く揺れるだけ
今まで寒さに負けずに
咲いていた?
それとも・・
寒さに負けて撮らなかっただけ?
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