四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
桜も終わりに近づいて
花びらがすっかり散って
ソメイヨシノは赤い蕊が
朗らかに笑っているよう
そんな中を
急ぎ足で走り抜ける
ゴメン!
今は咲いている桜に急ぎたい
桜花見はわがままに
散った花にはちょっと冷たく
後ろめたさを抱えながらも
やっぱり先へ・・
仕方ないよね
もうすぐ終わり・・
残る八重桜は
もう散り始めているかしら
・・・会いたい・・・
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昔着物の柄を見る
昔の着物を整理している友人の横で
ん!・・
んん!!・・・
んんん!!!・・・
ちょっと裏見せて~~
なんでもない無地の羽織の裏が
なんと斬新な柄!色!
すっかり気に入って
カメラ持参で再訪
ついでに
表の大胆な色柄も発見
もう処分なんていうのは
しっかりいただいて
着るほど若くはないので・・
さぁどうしようかぁ~~
下の三枚が表
それ以外は裏地
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桜雲の中で
愛らしい枝垂れ桜
どこから聞こえる
これも愛らしい歌声
お似合いよ!
叫びたいけど
逃げられちゃう・・
ただただ
春を眺める
ときどき顔を出す
やぁ♪
これも心の中で
桜色の春は
のどか・・のどか・・・・
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神田川桜散歩
桜の季節も終わりに近づき
散る花びらさえもはらはらと
桜吹雪に間に合わず
少し寂しさはあるけれど
それでも神田川桜散歩
井の頭までの遠い道
この季節だけは短くなって
いつもの四月の端っこを
神田川の桜にもらって
心地よく若葉の季節を待つ
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風に揺れて
公園の広場を横切ると
幾本もの枝垂れ桜が
光に透け風に揺れている
まるで簪のように
可憐で愛らしく
枝垂れ桜だけは
散るのが似合わない
小枝に花いっぱいつけて
少しいたずらっぽく
揺れているのが似合う
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うす紙の花
今も作るのだろうか・・
うす紙の花
この桜を見ると思いだす
いつかそう書いた気がする
くちゃくちゃくちゃと折り
真ん中を糸で止め開いていく
そんな花が夢の花
飾りつけられると
急に明るくなって
ウキウキ気分
あの嬉しさが忘れられなくて
白いふわふわのこの桜
あの紙の桜より
はるかに美しいのに
やっぱりあの紙の花が
何より宝だったと
今でも・・今だから・・
なおそう思えて
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小さな春
桜 桜と上を見て
ふと目を落してみれば
小さな春が
小さな何気ない思い出と
懐かしい春の風を運んで
小さな春は何十年と
年を経ても変わらずに
あどけなさと素朴さを
運んできて
あっという間に
時計は逆回り
手のひらに乗りそうな
小さな春こそ
もしかしたら
ほんとの春のあたたかさ
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特別な桜時間
桜の季節・・
井の頭の池のまわりは
桜色一色に染まる
池を二つに分ける
七井橋で足を止め眺める
橋を渡りきったそのたもとに
姿の違う一本の桜・・
金茶色の葉に囲まれた
大きな白い桜の木
なぜかこの桜に惹かれて
咲く日を待つ
光の美しい時・・
白い花と金茶の葉は
透明感を増し輝いて
特別な桜時間
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