四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
フランスの家庭料理3

前日の夕食中から風邪で熱っぽく
夕食後はすぐに寝室へ
翌日は朝食抜きの目覚めはお昼頃!



アニョー(仔羊)料理を作るところを見学
焼きあがるまでアペリティフ

焼きあがってからが驚き!
電動の肉切りがある!!

同行のななちゃんが
アニョー料理にちなんで
折り紙でアニョー制作

テーブルのアジサイに合わせて
アジサイまでも・・
これ全て一枚の折り紙で折ってある!!

生ハムのサラダ

信じられないほどのアニョーの量

キノコのソテー

私はこれで十分・・過ぎたくらい

そしてデザートはミラベルのクラフィティー
デザートは別腹とは言いつつ
フランス人の半分しか食べられず・・・残念!

若者はフランス人に
負けないくらい食べておりました
うらやましい~~
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眩しい光と

慌ただしい日々を
過ごしていると

ほんの少し前のことが
遠い日のことに思えて

小鳥たちに出会ったのも
いつのことだったか・・・

明るい日差しが
眩しかったことだけが
記憶に残って

その日差しと
戯れるように

小鳥が歩きまわり
飛び回り

元気・・
元気なのがいい

足元のパピも
元気をもらって
帰りの足取は軽く
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遠い昔・・お城では

暗い部屋の窓から一瞬外に目をやる
お姫様・・現実との境が曖昧になる

何かの撮影があったようで
美しい幾何学模様の壁に似合っている

中に目を戻すとこれもまた
今のような内装や家具

アンティークが生きている国だからか
今と昔が行ったり来たり

重厚な雰囲気は今は昔?
それともお城の中だけだったのか

お風呂やトイレを見つけて
初めて時代の流れを感じる

人は合理化にだけは
力を注いできたのではないかと

お風呂もトイレも今はもう
この優雅さは見あたらない

やはりお姫様の世界?
遥か遠い昔が微かに見えてきた
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夢の香りは

こんな美しい瓶たちから
香水の香りがしてきたら・・・

その香りに
すっかり酔ってしまいそう

香りがなくても
並んだガラス瓶を見ているだけで

夢の中・・別世界・・

「美」が凝縮されて
小さなガラス瓶に

じっと眺めていると
大きな輝きに変わっていった

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アールヌーボーな箱たち

アールヌーボーな絵などを
特別愛しているわけではない

けれど箱や包み紙となると別

こうしたところで予想外に
アールヌーボーな柄に出会うと
それは嬉しい

フランス人の案内というのに
すっかりはぐれて・・

あまりの多さに
説明を聞くなどと言うことも忘れ

ただただ瓶を眺め・・箱を見て・・
素敵!素敵!で終わり

今になって
説明をなんて言っても後の祭り

あ~気の利いた説明くらい
したかったなぁ~~とひとり反省
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お城の中は香水博物館

香水大ファン!
と言っても香りではなく香水瓶

東京は目黒の庭園美術館での
香水瓶展覧会行ったほど

予備知識もなく行ったシャムロム城
うわぁ~~次から次へと香水瓶が!

古いものから新しいものまで
入るとすぐに・・これは新しいものたち?

素晴らしいアイデアと技術
ひょうきんなものも優雅なものも

たかが瓶されど瓶
瓶の歴史ガラスの歴史それもまた文化と

小さな小さな芸術品を見ながら
生き生きとした「遊び心」を思っていた

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家並み

街道沿いには古い家並みが

うす汚れた壁が物憂げな雰囲気

佐伯の絵や増田誠の絵など思い出し

油絵具の匂いがしてきそう・・

そういえば・・
友人の抽象画はいつも古い壁のよう

そのことを伝えたら
それを表現したいと言った

日々の生活への愛が滲み出て

味わい深い汚れがそこに
家々の壁も生きている
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街道沿いの小さな街

街道を一時間ほど走る

まわりは畑なのか牧草なのか
若草色が果てしなく遠く続く

ときおり遠くに深い緑の森や林が
瞬く間に近づき通り過ぎる

この景色が続いていくのかと思う頃
小さな街が見えてくる

車はこの街の真ん中を目指して進む
グーンと近づく時の気持ちよさ!

両側にベージュの家々
出迎えられあっという間に去っていく

この街の小ささがなんとも心地よく
大都会からの旅人に限りなく優しい

ふと・・こんな街に車を止めて
小一時間ほど歩いてみたいと思った

素敵なお城への道中のこと
それは・・また・・があれば
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家路

お城を見てオルレアンへ

高い木々の間を点になって
消えていく真っ直ぐな道

点を追いかける車のスピードは
メーターほどの速さは感じない

すり抜けていく風景は
どこかピサロの絵を思い出させる

窓の外はまるで美術館
幾枚もの絵を通り過ぎていく

車の旅はそんな絵を
手で触るように感じさせてくれて

遠い日の出来事も
触れた手にはまだ温もりが残っている
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