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陽だまり



               陽だまりで時を忘れ




               咲く花を眺めていると




               その健気さにそれだけで




               ポカポカと暖かくなって




               寒い冬の風景が




               暖かな冬の風景にに変わる




               背中を向けて歩きだしても




               温もりが追いかけてくる




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秋の夢



               柔かな赤暖かな金色




               ふーっと夢の中




               こんなところでひと休み




               目を閉じれば




               きっと優しい世界が広がり




               来る冬もまた優し







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失われそうな自由に思う



               今朝目が覚めると
               新聞の一面が目に飛び込んできた




               とんでもない法案の成立と
               マンデラ元南ア大統領の死を報じる記事




               失われていく自由と
               苦難の末勝ちとった自由と




               実は・・このブログの隠れたテーマは自由
               隠れているのは「テーマ」付けすることが嫌いだから
               「テーマ」付けすること自体すでにもう自由ではないから

               ・・ただ自由に憧れているということ・・




               自由とは民主主義の中においても難しいもの
               人の数だけの自由などしょせん無理であろう




               一体誰のために何を守る法なのか・・
               この間に「人として」を疑うような発言も聞こえてきて
               国家の問題を考える以前のことと感じたり




               これからの世代に私たちは何を残してあげられるのか・・

               長閑に日差しを受け輝く片隅の草に
               「美しい」と曇りのない気持ちで向いたいのに



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静かに・・華やかに・・



               静かに・・




               華やかに・・




               秋は進み




               暮れてゆく




               冬の声を
               聞く頃には




               何もない世界に
               なっているのか




               それとも・・




               秋は何かを
               置いていくのか



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赤い水面で



               紅葉を映して赤い水面




               風までも映して




               水面の紅葉が揺れる




               空の青が消えたり現れたり




               静かな水の舞台は激しく変わる




               散り落ちた枯葉が心地よさそうに




               変わる色に身を任せて・・秋の日





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枯葉の万華鏡



               端の欄干の右にへばりつき下を見る




               美しい枯葉の集団を見つける




               カメラ用意!欄干の左へ走る




               橋の下から見つけた枯葉の集団が




               集団の形を変え枯れ葉は流れる




               集団の先へ行くもの遅れるもの




               一瞬一瞬変わる形まるで万華鏡




               見えなくなるまで見つづけて




               忘れていた童心がむくむく現れた



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水面の宝石



               水面に黒を映し




               浮ぶ枯れ葉は金と銀




               一筋の光に輝く水滴は




               パールのようだったり
               クリスタルのようだったり




               水面はまるで宝石箱




               このまま閉じて流すにはもったいなくて








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通り過ぎる一瞬



               ほんの少し前のこと




               見事な黄色の下にいた




               上に向けたレンズの横を
               舞い落ちる葉




               秋が来たと喜んだのはほんの一瞬




               三日ほど後また来て見れば




               すっかり葉を落とし
               枝は寒そうに空を指している




               一瞬・・自然は惜しげもなく
               通り過ぎる美しい時に別れを告げる





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いろはにほへと・・・・



               いろはにほへと・・・・




               指折り数える




               色で数えようか・・
               形で数えようか・・




               宙を舞うまでは
               何百あろうと木の葉




               枯れて宙を舞えば
               い・・ろ・・は・・に・・・と




               一枚一枚の美しい枯葉に




               空を映した青の水面で
               揺れて漂う華になる                                 

               





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