飴色の花

　　　　　　　　　　　　　　　そろそろ・・と期待し訪ねれば




　　　　　　　　　　　　　　　枯れた花は花ではないというのか




　　　　　　　　　　　　　　　すっかり消えていることが多くなって




　　　　　　　　　　　　　　　大丈夫？と不安を感じながら訪ねる




　　　　　　　　　　　　　　　あった！と遠目に見つければ




　　　　　　　　　　　　　　　それだけで嬉しくなる飴色の花




　　　　　　　　　　　　　　　冬の陽に輝けば梅雨の頃より美しいのに

アルバム・・四季再々

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 笑顔で・・箸が転んでもおかしい時期



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　見ているものが・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　箸が転ばなくても笑たっけ



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　電車で子供に「ゴリラの赤ちゃん」って！



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パピらしいパピ



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤ちゃんのようなおじいさん



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　枯葉が大好き・・ヤッホー♪



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アッカンベー・・はＮＯ・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おうちに帰りたくない？



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひまわり畑でお姉ちゃんと



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山中湖湖畔で



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お化けだぞーが大好き



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寝起きパピ・・まだ眠いんだけど



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　天敵が・・たまにヨチヨチ♪



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おむつパピ・・12月7日のこと



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして・・ありがとう

花よりも華

　　　　　　　　　　　　　　　色とりどりの枯葉吹雪




　　　　　　　　　　　　　　　拾い上げてもう一度舞わせたいほど




　　　　　　　　　　　　　　　葉を落した枝々は寒そうに空に向かう




　　　　　　　　　　　　　　　その枝のすき間の向こうの名残りの葉




　　　　　　　　　　　　　　　見事な赤や黄の葉は黒の枝に映え




　　　　　　　　　　　　　　　目を奪う画は花よりも華




　　　　　　　　　　　　　　　冬の空は一時明るく

残り火

　　　　　　　　　　　　　　　激しく燃えた秋だったのか・・・




　　　　　　　　　　　　　　　ほのぼのと燃えた秋だったのか・・・




　　　　　　　　　　　　　　　どちらかわからぬほど速く過ぎ去った秋




　　　　　　　　　　　　　　　燃え残った赤い紅葉の色に




　　　　　　　　　　　　　　　確かに通り過ぎたであろう秋を感じ




　　　　　　　　　　　　　　　名残り惜しくてもう一度秋を掬う




　　　　　　　　　　　　　　　残り火は熱く・・覚めないよう掌を閉じる

温かな空気に包まれて

　　　　　　　　　　　　　　　忘れかけていた裏の道を歩けば




　　　　　　　　　　　　　　　小鳥の声が間なく降ってくる




　　　　　　　　　　　　　　　合いの手はコゲラのドラミング




　　　　　　　　　　　　　　　明るい木々の葉から葉へ飛び交う小鳥




　　　　　　　　　　　　　　　誰？シジュウカラ？




　　　　　　　　　　　　　　　その間をするすると空に向かって・・




　　　　　　　　　　　　　　　ドドドドドドっとコゲラ




　　　　　　　　　　　　　　　ちっとも変っていない・・




　　　　　　　　　　　　　　　温かな空気に包まれて

いつもの散歩道

　　　　　　　　　　　　　　　　そういえば・・
　　　　　　　　　　　　　　　　我がワンコ元気なころの大周り散歩道
　　　　　　　　　　　　　　　　いつからかこんなには歩けなくなって




　　　　　　　　　　　　　　　　久しぶりに歩けば
　　　　　　　　　　　　　　　　家は駐車場に変わり・・




　　　　　　　　　　　　　　　　利用していた駐車場は
　　　　　　　　　　　　　　　　マンションに変わり




　　　　　　　　　　　　　　　　井の頭の温室は姿を消し




　　　　　　　　　　　　　　　　長い時が経っていたんだ・・




　　　　　　　　　　　　　　　　それでも自然の散歩道は変わらずに




　　　　　　　　　　　　　　　　ついこの間まで足を引きずりながら




　　　　　　　　　　　　　　　　ゆっくりと歩いた小道




　　　　　　　　　　　　　　　　暑い夏の日はここを避けて




　　　　　　　　　　　　　　　　きっとこんなだったんだね・・楽しそう♪




　　　　　　　　　　　　　　　　帰り道はいつもここ




　　　　　　　　　　　　　　　　友達ワンコと出会う場所




　　　　　　　　　　　　　　　　あまり好きそうじゃなかった橋！？！




　　　　　　　　　　　　　　　　その橋から見る噴水




　　　　　　　　　　　　　　　　　散歩も終わりに近づいて




　　　　　　　　　　　　　　　　　なぜか急ぐ帰り路




　　　　　　　　　　　　　　　　　どんなコースでもここだけは
　　　　　　　　　　　　　　　　　そして大好きなおうちへ急ぐ・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　きっとこれからもお母さんは
　　　　　　　　　　　　　　　　　パピとの思い出に会いに歩き続ける

パピと見た赤い実

　　　　　　　　　　　　　　　散歩道途中で止まってカメラを向ける




　　　　　　　　　　　　　　　じっと足元で待っている我がワンコ




　　　　　　　　　　　　　　　ブログを初めて二日目から登場しているパピ




　　　　　　　　　　　　　　　あと十日で１７歳と９か月・・天国に旅立ちました




　　　　　　　　　　　　　　　このブログは我がワンコとともに
　　　　　　　　　　　　　　　井の頭・深大寺・野川公園‣・神田川と




　　　　　　　　　　　　　　　いつも足元でシャッター音を聞いていて
　　　　　　　　　　　　　　　文句も言わずに・・パピも赤い実が好きだったかな




　　　　　　　　　　　　　　　明るい自然の中の散歩が好きだったパピは
　　　　　　　　　　　　　　　夜空の星ではなく青空の雲になった気がして




　　　　　　　　　　　　　　　お母さんのお散歩空の上から見ていてね
　　　　　　　　　　　　　　　ふかふかの雲を見つけたら大きく手を振るから

サザンカ模様

　　　　　　　　　　　　　　　　気ままに花と遊ぶ




　　　　　　　　　　　　　　　　花の名はサザンカ




　　　　　　　　　　　　　　　　だけど・・




　　　　　　　　　　　　　　　　サザンカに見えたり見えなかったり




　　　　　　　　　　　　　　　　それがチト楽し




　　　　　　　　　　　　　　　　サザンカ模様

冬の色

　　　　　　　　　　　　　　　遠目に紅葉の赤を見つける




　　　　　　　　　　　　　　　まだ秋と・・紅葉へ




　　　　　　　　　　　　　　　次の瞬間・・視野の隅に山茶花の赤が




　　　　　　　　　　　　　　　足を止め眺めると




　　　　　　　　　　　　　　　満開の山茶花に冬と気づく




　　　　　　　　　　　　　　　いつの間に・・・




　　　　　　　　　　　　　　　突然の冬の色




　　　　　　　　　　　　　　　季節の変わり目はいつも少しの戸惑いと

落葉戯れながら

　　　　　　　　　　　　　　　気ままな落ち葉が訪ね来て




　　　　　　　　　　　　　　　赤い紅葉に囁いた？




　　　　　　　　　　　　　　　もうすぐ秋も終わるから




　　　　　　　　　　　　　　　それまで楽しく過ごそうよ




　　　　　　　　　　　　　　　赤い紅葉に囲まれて




　　　　　　　　　　　　　　　甘え顔の黄色の落ち葉




　　　　　　　　　　　　　　　満足そうな秋の午後