カワセミ オン ステージ

　　　　　　　　　　　　　　　カードの残りが後３と表示している




　　　　　　　　　　　　　　　無くなれば換える・・それでいいさ




　　　　　　　　　　　　　　　が・・それではよくなかった！




　　　　　　　　　　　　　　　なんとカワセミが！




　　　　　　　　　　　　　　　慌ててカード換えるも・・飛び去る




　　　　　　　　　　　　　　　と・・数メートル先に人だかり




　　　　　　　　　　　　　　　いたっ！！いた！いた！ふたたび慌てる




　　　　　　　　　　　　　　　ところが慌てる必要がなかった




　　　　　　　　　　　　　　　カワセミ　オン　ステージ！！




　　　　　　　　　　　　　　　３０分ほどのショーが始まった

落ち葉風景

　　　　　　　　　　　　　　　なんでもない落ち葉風景




　　　　　　　　　　　　　　　落ち葉に辿り着きそうもない小雨




　　　　　　　　　　　　　　　ぽつり・・・ぽつり・・・




　　　　　　　　　　　　　　　気づいていそうもない黄色




　　　　　　　　　　　　　　　秋の終わり




　　　　　　　　　　　　　　　静かに・・・静かに・・・




　　　　　　　　　　　　　　　ゆっくり歩く黄色の中

冬の日に夏の幻

　　　　　　　　　　　　　　　一点の曇りもない青を映して




　　　　　　　　　　　　　　　その青に散る彩なる夢




　　　　　　　　　　　　　　　きりりと身を正す落ち葉




　　　　　　　　　　　　　　　風に揺れる水面に




　　　　　　　　　　　　　　　ゆるりと風に添う




　　　　　　　　　　　　　　　季節の境を忘れ




　　　　　　　　　　　　　　　冬の日に夏の幻

鳥の季節・・冬の始まり

　　　　　　　　　　　　　　　カワセミといきなりの出会い！




　　　　　　　　　　　　　　　慌て過ぎて撮り逃がす




　　　　　　　　　　　　　　　落ち着いてみれば・・・




　　　　　　　　　　　　　　　まわりに静かなゴイサギ軍団




　　　　　　　　　　　　　　　いつものように微動だにせず・・




　　　　　　　　　　　　　　　・・のはずが・・一名ひょうきん者が




　　　　　　　　　　　　　　　ど・・どうしたっ！




　　　　　　　　　　　　　　　鳥の季節・・冬の始まり

緑の葉で一休み

　　　　　　　　　　　　　枯れ葉がハラハラ落ちる中




　　　　　　　　　　　　　緑の葉を大きく広げ・・どうぞと




　　　　　　　　　　　　　オレンジに色を変えた枯れ葉たち




　　　　　　　　　　　　　心安らぐ葉の上で一休み




　　　　　　　　　　　　　楽しげだったり・・のんびりだったり・・




　　　　　　　　　　　　　大らかな八つ手の葉は優しげ




　　　　　　　　　　　　　地上に落ちる前の温かなおしゃべり




　　　　　　　　　　　　　耳を傾けると聞えてくるようで

水面に散った宝石

　　　　　　　　　　　　　雨上がりの秋の終わり




　　　　　　　　　　　　　水面は種々の木々の落ち葉が混ざり合い




　　　　　　　　　　　　　眩い午後の光に輝き




　　　　　　　　　　　　　宝石箱をひっくりかえしたよう




　　　　　　　　　　　　　色とりどりの落ち葉は重なり合い




　　　　　　　　　　　　　通り過ぎる鳥たちの作る小波に揺れ




　　　　　　　　　　　　　枯れ葉は落ちてなお舞う




　　　　　　　　　　　　　カメラを抱えた者たちは周りが目にも入らず




　　　　　　　　　　　　　自分の世界でそれを追う・・美しい宝石

穏やかな秋の風景が

　　　　　　　　　　　　　　　　　掌を開いてバイバイと散る紅葉




　　　　　　　　　　　　　　　　　両手を開いて迎える若芽




　　　　　　　　　　　　　　　　　秋の片隅で仲好く握手




　　　　　　　　　　　　　　　　　見守る枝々の色とりどりの紅葉




　　　　　　　　　　　　　　　　　そんなもみじの葉に抱かれる木々の葉




　　　　　　　　　　　　　　　　　秋はすべての葉が混ざり合い




　　　　　　　　　　　　　　　　　穏やかで平和な風景が




　　　　　　　　　　　　　　　　　自然はどこまでも優しく