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うっとりと夢見心地



          夢見心地・・・




          満開の桜の下では照れが入ってなれない夢見心地




          枯葉の下では妙に気持ちが合って入っていける




          ときおりハラハラと散る枯葉にも親しみが




          人生の秋真っただ中・・彩り豊かな枯れた葉は強い味方感




          歩けばカサコソという音が美しい応援歌




          枯葉の中でうっとりと青春期ならぬ黄秋期







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もう少し可愛いおばぁちゃんだった頃に



          顔を真上に向けて眺めるイイギリ




          赤い実は高く遥か彼方・・そのせいか・・




          カメラ持参歩きをするまで気付かなかったこの実




          初めて気付いたその日のこの木のお客様は




          シジュウカラ・・この小鳥さえ初めて出会った頃




          しばらくすると黒い実になり・・ある日・・




          台風の後足元に落ちていて・・拾って飾ったもの





          すでにいいおばぁちゃんだったけど・・

          今より少しは可愛いおばぁちゃんだった?!?





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秋気分取り戻して



          欅の葉が茶色になってハラハラ落ちてくる




          黄色!黄色になってください!!




          半ば命令口調で懇願する・・




          金粉のようにキラキラ落ちてくる欅の葉




          冬の寒さが早くても遅くてもこの風景は見ることができない




          黄色の葉をつけたほっそりとした木を見つけた




          すでに秋半ば・・まだまだ秋気分取り戻せる




          赤い紅葉の時までまだもう少し黄色を探して




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武蔵野風景



          ただ・・ただ・・木々が空へ向かって枝を伸ばしている




          特別なものがあるわけでもなく




          どこまでも自然な風景




          ふぅ~っ・・深呼吸




          頭の中から何かが消えていく




          すべてのものが武蔵野の風景と空気の中に溶けていく




          気がつくと・・




          何かをこそげ落とした自分がいる




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黄色組み



          ナンキンハゼ黄色組!と書いて思い出した




          どれだけ前のことだろう・・幼稚園の頃のこと




          クラス分けの名称が・・あかぐみ・・あおぐみ・・しろぐみ




          もうひとクラスあったのに・・はぁ~さて・・思い出せない




          今の幼稚園・保育園は愛らしい名称




          うさぎぐみ・・りすぐみ・・小さい子たちはぱんだぐみだって




          すみれやたんぽぽ・・ちゅーりっぷなんていうのもある




          クラス名は世につれ・・
          世はクラス名に連れってことあるかしら?




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色変えて鮮やかに美しく



          ナンキンハゼの紅葉が一番だと決めている




          色合いの美しさ鮮やかさがなんとも言えず




          春の桜とともに秋のこの葉を見ずに終わると




          何か忘れ物をした気分で一年を終える




          ところが毎年同じように色を変えるわけではない




          木々も大人になり年を取る




          大きくなり過ぎカメラに収まらなくなったり・・




          そんな時思春期ほどの小さな木が・・来年はどんなふうに




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柿食えば・・・



           まぎれもなく柿の木だ・・と思う




           確か実もなっていた・・と思う




           なぜ・・と思う・・と書いたかというと




           大きな柿の木にもかかわらず柿がなっていない!




           食通の小鳥たちは豪華ディナーで食べつくしたのだろうか




           鐘が鳴るなり的情緒がなくなっている




           といってもたわわに実っている秋を見ても・・




           この句など思い出した事などなく・・いつも思うは美味しそう!






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公孫樹の葉に



           いつの間にか・・公孫樹の葉はすっかり黄色に




           広い武蔵野公園・・数えるほどしか人はいない




           その分木々はのびのびと枝を伸ばしているようにも見え




           すっかり葉を落とした桜の木など寒々しい




           この寂しげな風景は身が引き締まる気がして




           ぬるぬると過ごす季節より気持ちが合う




           雨の中でこの季節が過ぎるのではと思いはしたけれど




           迷いのない秋の色にやってきた秋を確信





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始まり・・始まり・・



          いよいよ・・いよいよ・・いよいよだ!




          楽しげなシジュウカラも見つけた




          あとはコゲラ・メジロにカワセミを見つければ




          本格的な冬の始まり・・と決めている




          色とりどりの葉の陰から見えたり消えたり




          この葉がハラハラ散ると寂しくなるけど




          小鳥たちゆっくりと話せたり遊べたり




          楽しみが膨らむ季節




          いやいや小鳥が色葉と楽しむ姿をもう少し眺めたい




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残っている赤い実



          白い花の頃から眺めていたガマズミ




          ほんの少し前赤い実が実り




          とうとう渋く枯れ始めた




          この過程を見るのが好きで




          どの時期にも美しさがあるように思えて




          入園パスポートをぶら下げて通い詰めた




          周囲を見ながら目的地へ急ぐと




          すっかり実がなくなった木々もあり・・ふと・・




          残っている赤い実って・・美味しくないの?美しいのに・・





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