頼んだわけでもないのに、初雪がこんな大雪になるとは。
「アルミホイールのスタッドレスって、雪道ではどうなんだ?」
素朴な疑問がありましたが、こんな大雪は想定していませんでした。 . . . 本文を読む
名前にしてから、道子には納得が出来ない。
初めに長男と付けたから、第二子は次男でいい、いや、でなければおかしいだろうと、まるで他人事のように言う孝男だった。
ほのかの折には、まさか三(み)女(な)子(こ)と…不安になった道子だったが危惧に終わった。
道子が怖れた名前ではなく、ほのかと名付けてくれた。 . . . 本文を読む
Pお堀 看板 城図1と2 大手門
いきなりのお出迎えです。はい、パチリと。
P 僧兵
さあ、入場です。
先ずは、大手門の内側をしっかりと探検です。
P大手門内側
階段がありますけど、敵が襲ってきたときの見張り台の役目もあるのでしょうかね。
おおっと、お二人の武士が。にこやかに談笑中ですが、お正月のイベントではどんな風なんでしょう。
と思っていたら、今度はほら貝を手にした武士が。
音は出ませんが、雰囲気があります。
しまった! ほら貝に見とれていたら、二人の女武士が通り過ぎちゃいました。
くそお、失敗した。
呼び止めて撮らせてもらおうか…。
でも誰も写真を撮る風でもないし、声も掛けないし。
それにしても、大手門前広場は広い。
それに、たくさんの桜の木が植えてありますよ。
春の桜満開時には、さぞ見事なものでしょう。
P姥が石
姥が石(うばがいし)
羽柴秀吉が姫山に3層の天守を築いていたとき、城の石垣として使う石集めに苦労していた。
城下で焼き餅を売っていた貧しい老婆がこれを知ると、石臼を秀吉に差し出した。
秀吉は老婆の志に大変喜んだ。
この話はたちまち評判となり、人々が競って石を寄進したという。
実際に乾小天守北側の石垣には石臼が見られるが、この石垣は秀吉時代に構築されたものではない。他にも古代の石棺を石垣として使用している。
―― ウィキペディアより
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愚痴をこぼし合う相手には事欠かない。孝男と同様に、他支店でも脱落者はいる。そんな中に、入行当時には気が合わずに口論が絶えなかった江藤が居た。本店での研修時にバッタリと顔を合わせた二人は、互いの愚痴をこぼし合うようになった。 . . . 本文を読む
さあ、いつものようにお勉強です。
昨年の大河ドラマで出てきたから知ってる、ですって?
そう言わずに、聞いて下さいな。
姫路城
姫路城(ひめじじょう)は兵庫県姫路市にある日本の城である。
江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物が現存し、国宝や重要文化財に指定されている。
また、主郭部を含む中堀の内側は「姫路城跡」として国の特別史跡に指定されている。
また、ユネスコの世界遺産リストにも登 . . . 本文を読む
孝道の懇意にする産婦人科医の計らいで、孝男・道子夫妻の実子として届けられた。孝男によって、長男と書いてナガオと呼ぶ名前が届けられた。
皮肉なことに、その二年後に次男が授かった。不妊治療に通うことをやめて後の妊娠だった。気持ちに余裕の出来た道子ゆえのことなのか、孝男に「あの金はなんだったんだ」と、嫌味の言葉を受ける道子だった。 . . . 本文を読む
といった苦い経験から、、二人が限界だと言ったのです。「いや」と言うだろうなと覚悟していたと思います。今ならば2時間弱ほどで着くかもしれませんね。でもあの当時だと、多分、時速80キロも出せなかったと思います。ですので、5時間はかかったでしょう。となると、朝の6時に出発したとしてお昼近くでしょうね。 . . . 本文を読む
どうなったか? ですか…。短いものでした。
結局のところ、負けたのでしょう、わたしが。
今なら当然に押し倒しますが、純情無垢だった、あの頃のわたしでは…。
潔癖すぎたのですね、やはり。
青春真っ盛りですから、ある意味、当然の結末といえるかもしれません。
大阪万博
では、大阪万博の話を。
といっても、わたし、結局行っていません。
約束はしたのです、彼女と二人だけで車を駆って出かけようと。
ど . . . 本文を読む
孝男と道子の結婚生活も七年を数えた。
子宝に恵まれぬ二人をよそに、高校三年の定男が、同級の女子生徒を孕(はら)ませてしまった。真剣な思いの二人、卒業と同時に結婚すると宣言した。親同士の話し合いを持ったが、すぐに結論が出るようなことではない。 . . . 本文を読む
激しく首を振る孝男に、道子が冷然と告げた。
「ツグオは、あなたにそっくり。好き嫌いが激しくて、気に入った人間にはとことん入れあげるけど。嫌いだとなると徹底的に排除して。それを相手の人格のせいにするの」 . . . 本文を読む
自宅に戻るやいなや、孝男の怒声が飛んだ。
「道子、ほのかはどこなんだ! そもそも、なんで介護士なんだ。ほのかにはどこでもあるんだぞ。銀行が良ければ入れてやるし、商社が良ければ話をつけてやれる。公務員はどうだったんだ。なんで、なんで、あんな老人のばかりのところに…」 . . . 本文を読む