人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

新国立オペラ「マノン・レスコー」も中止

2011年03月15日 21時46分12秒 | 日記
16日(火)今日予定されていた新国立オペラ「マノン・レスコー」(プッチーニ)が中止になった。これで5公演連続キャンセルとなった。この5公演で聴けなかった公演曲目は以下の通り。
3月10日 宇宿允人指揮フロイデ・フィル  ベートーベン第5交響曲、ショスタコービチ第5交響曲
3月11日 秋山和慶指揮東京交響楽団   モーツアルト「ハフナー交響曲」「バイオリン協奏曲第3番」
                           「第41交響曲(ジュピター)」
3月12日 ダニエル・ハーディング指揮新日本フィル ワーグナー「パルジファル」前奏曲
                                マーラー「第5交響曲」
3月14日 大友直人指揮東京交響楽団   モーツアルト「ピアノ協奏曲第27番」、ホルスト「惑星」
                            ピアノ:小川典子
3月15日 フリッツア指揮東京交響楽団  プッチーニ「マノン・レスコー」

いずれも楽しみにしていたコンサートだったので非常に残念だ。しかし、東北地方太平洋沖大地震の被災者のことを想うとしかたがない。チケット代金の返金手続きが各コンサートごとに違うので非常に煩瑣だ。「お買い求めのプレイガイドへ」「銀行振り込みするのでチケットを送って」「後日、文書で通知するので待って」。まだ1件しか払い戻してもらっていない。

いずれもホームページを見たから、会場に行かないうちに事前にキャンセルがわかったが、見ていなければ現地に行って初めて気が付いた!という結果になった。パソコンない人はどうするのだろう?



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がんばれ新聞社!!~東北地方太平洋沖地震報道

2011年03月15日 21時10分51秒 | 日記


本日付の「新聞協会報」によると今回の東北地方太平洋沖地震の影響で、地元新聞社の新聞発行に大きな影響が出ている。一面のトップ記事は宮城県仙台市に本社を置く新聞社について書く。「河北は本社の制作システムが作動しなくなった。このため災害援助協定を結んでいる新潟に記事データを伝送し、併せて整理記者2人を新潟に派遣した。12日付朝刊は8ページ建て。新潟が組み上げ、到着した河北の記者が確認した上で、河北の印刷センターに送った。予備電源を使い、47万2千部を印刷。紙面は避難所にも届けた」。

同紙のH編集長は「週間メモ」に書く。「被災地の最前線で取材している記者たちは筆舌に尽くしがたい困難と闘っているに違いない。交通網の寸断、通信の途絶、停電、余震、寒さなどなど。電気が絶たれた避難所では、届けられる新聞やラジオだけが頼りだろう。伝える使命に駆り立てられるように、皆が奮闘している」と。

「ネットの時代」と言われる。速報ではネットは一番だろう。しかし、どこまで信用していいのか?今回の未曾有の大地震のニュースにおいてはなおさら信頼できるニュースが求められる。どこまで自社取材で自信をもって発信しているのか?そもそも信頼できるネットのニュース・ソースは新聞ではないか!

新聞各社はそれこそ命を懸けて記事を書いているのだ。テレビやネットは事実を伝えているかもしれない。しかし、新聞はそれに加えて真実を伝えている。少なくともそうするよう日々努力している。他人のフンドシで相撲を取るようなマネはしていない。

最初に紹介した記事にあるように新聞各社は自社の発行態勢が危うくなった場合に備えて、他社と報道・印刷協定を結んで、自社の原稿を他社の印刷工場で印刷してもらう態勢を組んでいる。そうまでして地元の住民には真実の報道をするよう務めている。彼ら一人一人の記者に対し敬意を表し声援を送りたい。がんばれ新聞!がんばれ記者


コメント (2)
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