4日(金)夕方、10階ホールで日本記者クラブ試写会「唐山大地震」を見た。昨年、中国で大ヒットし2,000万人を動員し号泣する観客が続出したという。ストーリーは、1976年7月、中国河北省唐山(とうざん)市をマグニチュード7.8の大地震が襲う。倒壊する建物の中で夫を失った母は残された2人の子供の行方を探す。瓦礫の下で姉弟が埋まっているが、同時にどちらか1人しか助けられないという残酷な選択を迫られる。止むに止まれぬ母親は「息子を」と泣き崩れる。その声は瓦礫の下で息絶え絶えの姉にも聞こえていた。時は流れ、母親は娘の死を想いながら生きていた。片腕を失った息子はその後成長して家を出て行く。その間、奇跡的に生き延びた娘は養父母に育てられ、成長していた。32年の歳月を経て母娘は再会する。家族とは・・・・
母親役の女優さんをはじめ出演者それぞれが熱演である。母娘の再会シーンでは、目頭を押さえる人が会場のあちこちで見られた。この地震では死者24万人!重傷者16万人出たという。その数だけ、この映画のようなストーリーがあるのだろう。32年間もの間、過去を引きずりながら家族を想って生きていく。重いテーマだ。
折りしも先月ニュージーランドのクライストチャーチで大地震が起こり、多くの日本人も巻き込まれた。地元当局の発表によると2日現在死者は総勢160人という。まだ行方不明になっている日本人学生も多数いる。ご家族の想いはいかばかりか。一人でも多くの若者が救われるよう祈るばかりだ。
母親役の女優さんをはじめ出演者それぞれが熱演である。母娘の再会シーンでは、目頭を押さえる人が会場のあちこちで見られた。この地震では死者24万人!重傷者16万人出たという。その数だけ、この映画のようなストーリーがあるのだろう。32年間もの間、過去を引きずりながら家族を想って生きていく。重いテーマだ。
折りしも先月ニュージーランドのクライストチャーチで大地震が起こり、多くの日本人も巻き込まれた。地元当局の発表によると2日現在死者は総勢160人という。まだ行方不明になっている日本人学生も多数いる。ご家族の想いはいかばかりか。一人でも多くの若者が救われるよう祈るばかりだ。