9日(木)。昨夕、地下のRでいつものメンバー5人で時間つぶしに1時間強飲み、その後X部長、K君と3人でHCビル地下Kに移動し、当ビルの有力テナントОのОさん、Wさん、Tさんと6人で飲みました Оさんは実質的なナンバー・ツーの実力者、Wさんは頼りがいがありそうな中堅どころ、Tさんは縁あって他社からトラバーユしてきたチャーミングな女性です
話題はО社の人の出入り状況(いわゆる人事)、スペース問題(今のスペースで足りているか)などの堅い話から、ゴルフ(私はやらない)をはじめとする趣味の話まで広範囲に及び、いつの間にか10時を超えていました Оさん、Wさん、Tさん、長時間お付き合いいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします
閑話休題
昨日の朝日朝刊のコラム「リレーおぴにおん お酒とわたし2」でソプラノ歌手・森麻季さんが、お酒との付き合い方について語っています 編集者が付けたタイトルは「”憂い忘れ前へ”オペラの心」です。要約すると、
「楽しんで飲めるのはワインをグラスに1杯か、せいぜい2杯です。すぐに酔ってしまうので 歌手は節制して飲まないと思われがちですが、飲む人は飲みます。欧米には、終演後にコニャックとかウォッカを『のどの消毒にいい』と言って飲んでいる人もいます どちらかというとバスやバリトンなど、声の低い歌手の方がよく飲むようです。私は、歌った直後や次の日に公演がある時は飲みません オペラって、お酒にまつわる歌や場面が多いんですよ。ヨハン・シュトラウスの『こうもり』やヴェルディの『椿姫』などです。お酒とは、ただ酔ったり酔わせたりするだけではないんですね。人生、傷ついたり悩んだり、つらいことに直面する。けれど、飲んだり恋したりして、あるいはそういうオペラを観に行って、楽しくポジティブに生きてみませんか オペラとお酒には、そういうメッセージが込められているのでは」
「オペラとお酒」と言えば、オペラを観ていて疑問に思うのは、例えば「椿姫」の乾杯の歌の場面で出演者が赤い液体の入ったグラスを飲み干すシーンが見られますが、あれはいったい何なのか?ということです イチゴ・ジュースのようなものなのか、ただの水に無毒の液体を垂らしただけのものなのか・・・・気になってオペラに集中できなくて困ります どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えていただければ、安心して眠れます
終演後に「のどの消毒にいい」と言ってコニャックやウォッカを飲む歌手がいるとのことですが、私の周りには風邪をひいたとき「のどの消毒にいい」「アルコール消毒だ」と言ってビールや焼酎を飲んでいる人がいます 欧米の歌手と違って、決して声が低い訳ではなく程度が低いのだと思います。これでは、”風邪を引く”のではなく”風邪を足す”ことになるのではないかと思うのですが・・・・・・ 『ビールはビールスに効く』なんてシャレにもならないことは言わない方が身のためです
も一度、閑話休題
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭で買ってきたCD「La folie francaise」(フランスの熱狂)を聴きました 4枚組で1,000円という超特価版です すでにCDで持っている演奏も含まれていますが、初めて聴く曲も少なくありません。例えば1枚目のショーソン「協奏曲ニ長調~シシリエンヌ」、2枚目のサン=サーンス「ヴァイオリン協奏曲第1番~第1楽章」、4枚目のルーセル「交響曲第3番~第1楽章」などですが、どれも魅力的な曲です
4枚で1,000円ということは1枚当たり250円。コーヒー1杯分の値段です。お買い得ですよ、奥さん別に私はレコード会社からお金をもらっているわけではありませんが、コストパフォーマンスが高い商品なのでお薦めしておきます
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭は終わってしまったので、どこに行けば買えるのかといえば、多分新宿か渋谷のタワーレコードに行けば手に入るのではないかと思います