25日(土)。第一生命が発表した「第26回サラリーマン川柳コンクール」の結果をご覧になりましたか?第1位は「いい夫婦 今じゃどうでも いい夫婦」だそうです わたし的には第10位の「何かをね 忘れたことは 覚えてる」というのに親近感が湧きますね
第4位の「風呂にいた ムカデ叩けば ツケマツゲ」というのも、年頃の娘を持つ父親としてはよーく分かります
閑話休題
昨夕、当ビル10階ホールで日本記者クラブ主催の試写会「インポッシブル」を観ました この映画は2004年にスマトラ沖で発生した大地震により大津波が襲った時の、ある家族の実話をもとに作られた作品です
マリア(ナオミ・ワッツ)とヘンリ―(ユアン・マクレガ―)夫婦と3人の息子たちはバカンスでタイに出かけリゾートを楽しんでいました。しかし、クリスマスの翌日、突如大津波 に襲われ、家族は離ればなれになります
マリアと長男ルーカス、ヘンリーと次男トマス、三男サイモンとに分かれ、さらにそれぞれがバラバラになります。それでも彼らは必ず再会できると信じて、お互いを探し求めます。
その結果、奇跡的に再会を果たします。まさにインポッシブルな真実です
ナオミ・ワッツの体当たり演技が見ものですが、何と言っても子役たちの迫真の演技が光っていますこの映画を観て思うのは、一昨年の3.11大震災の時に東北地方を襲った大津波も、多くの家族を引き離して不幸のどん底に陥れたのだろうという暗澹たる気持ちです
1000の家族があれば1000通りの不幸の物語があったのだと思います
映画のチラシにこの映画のモデルとなった本物の家族の写真が載っていますが、当時幼い子供たちがりっぱな青年に成長しています。東北地方の大震災で生き残った子供たちも、同じくらいの青年に成長していることでしょう
この作品はJ.A.バヨナ監督による2012年制作のスペイン映画で上映時間115分。6月14日(金)から日比谷のTOHOシネマズ・シャンテ、JR新宿駅近くの新宿武蔵野館ほかでロードショー上映されます