3日(火).わが家に来てから402日目を迎え,おやつのあるソファーにあがろうとするモコタロです
閑話休題
昨日は雨の中,築地本願寺のすぐ近くにある健康保険組合に行き「健康保険任意継続手続き」をしました その後,飯田橋のギンレイホールに行って,2013年イギリス・イタリア合作映画「おみおくりの作法」(原題STILL LIFE)を観ました
ロンドン市ケニントン地区の民生係ジョン・メイは,身寄りのない死者の葬儀を執り行うことを仕事にしている 事務的にこなすことが出来る仕事を,じっくり時間をかけて故人のために真摯に仕事をこなしてきた
しかし,合理化を求める上司から「時間がかかり過ぎる」として解雇通告を受ける
彼は上司に頼み込み最後の仕事に取り掛かる.その仕事を通じて,故人の娘と心を通わせるようになったかと思いきや,とんでもない事件が待っていた
このシーンで,観ている側は「ここまで世のため人のために尽くした人が,こんなひどい目に遭うなんて,それはないだろう」と思います.しかし,それは最後のシーンを生かすための伏線だったのです
日本では納棺師を主人公にした「おくりびと」が一時,話題になりましたが,人の死に真摯に向き合う一人の男の姿は静かに心を打ちます 最近観た映画の中では秀逸な作品です.ギンレイホールでは「イマジン」との2本立てで6日(金)まで上映中です.お薦めします