18日(水)。わが家に来てから417日目を迎え、ご主人が観に行ったオペラのパンフレットを味見するモコタロです
バレーボールでセッターが上げるやつね あれはトスか!?
閑話休題
昨夕、初台の新国立劇場でプッチーニのオペラ「トスカ」を観ました キャストは、トスカ=マリア・ホセ・シーリ、カヴァラドッシ=ホルへ・デ・レオン、スカルピア=ロベルト・フロンターリ、アンジェロッティ=大沼徹、スポレッタ=松浦健ほか。指揮=エイヴィン・グルベルグ・イェンセン、演出=アントネッロ・マダウ=ディアツ、管弦楽=東京フィルハーモニー交響楽団、合唱=新国立劇場合唱団ほかです
今回の公演はトスカ、カヴァラドッシ、スカルピアの主役級の3人が揃っていました トスカを歌ったマリア・ホセ・シーリは、歌ばかりでなく演技も迫真に迫るものがあり、トスカに成りきっていました カヴァラドッシを歌ったホルヘ・デ・レオンは安定したテノールで、会場の隅々まで美しく力強い声が響き渡りました ロベルト・フロンターリは悪役スカルピアを見事に演じ、歌いました
トスカについて言えば、新国立オペラではアントネッロ・マダウ=ディアツの演出によって2000年、2002年、2003年、2009年、2012年と今年2015年の6回上演していますが、2002年と2012年にヒロインを歌ったノルマ・ファンティー二の舞台を忘れることが出来ません 歌も演技も最高のトスカと言っても過言ではありません。とくに第3幕ラストの、トスカが城壁から身を投げるシーンでは、それまでの足から飛び降りていた演出ではなく、直立不動で真正面に倒れこんでいく演出にドキッとし、ノルマの演技に感激しました 今回、マリアは真後ろに倒れこんでいきました。残念ながら演出のアントネッロ・マダウ=ディアツは今年8月死去しました
私は第1幕のフィナーレで、人々が神への感謝を讃えるテ・デウムを歌う中、スカルピアが「行け、トスカ」を歌い上げるシーン(上のチラシの場面)が大好きですが、フロンターリは大合唱に負けない声で聴衆を圧倒しました
脇役陣も充実していましたが、今回の公演で特筆すべきなのはエイヴィン・グルベルグ・イェンセン指揮東京フィルハーモニーの演奏です オーケストラ自体が、歌手陣に負けない”歌心”で感動的な演奏を展開していました
閑話休題
昨夜はオペラを観に出かけたので、事前に子供たちの夕食を用意しておきました 前日のクリームシチューが残っていたので、それに合った料理を、ということで「ソーセージときのこのドレッシング蒸し」をメインにして野菜と生ハムのサラダを作りました メイン料理を味見したら、ちょっと酸っぱい味がしました 酢がやや多かったかもしれません。またまた反省です
実は、かなり前から右手中指の付け根部分を打撲していて、痛いのを我慢してブログを書いてきたのですが、通っている整体の先生から「右手の指を使っていると、いつまで経っても治りませんよ」と宣告されてしまいました したがって、このブログは左手と右手人差し指で書いています。当分はこういう状態で書くことになるので、ブログに書く文章が従来より短くなります。あらかじめご了承ください