人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ジム・ジャ―ミッシュ監督「パターソン」を観る~バスの運転手で詩人のパターソンの変わらない日常生活を描く:ギンレイホール

2018年02月14日 08時02分02秒 | 日記

14日(水)。わが家に来てから今日で1232日目を迎え、平昌冬季五輪の男子モーグルで 五輪初出場で銅メダルを取った東京都渋谷区出身の原大智選手が「雪降ったら交通マヒする都心部。冬季の種目でメダルが取れたのは誇りに思う」と語った というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

      ターンじゃなくて スクランブルでもあったら 金メダルも夢じゃなかったかもね

 

        

 

昨日、夕食に「筑前煮」と「生野菜サラダ」を作りました 筑前煮は昨年1度作って以来2度目ですが、美味しく出来ました

 

     

 

        

 

近所で下のような警告文を発見しました

 

     

 

警告文があるといいうことは、線路を歩く人がいるってことですね 正体は、これです

 

     

      都電荒川線の踏切に掲げられた警告文でした よい子は線路は歩かないように!

 

        

 

昨日、神楽坂のギンレイホールで「パターソン」を観ました これはジム・ジャ―ミッシュ監督による2016年アメリカ映画(118分)です

ニュージャジー州パターソンに暮らすバス運転手のパターソン(アダム・ドライバー)は、毎日ほぼ同じ時間に起きて妻にキスしてから いつも通り仕事に向かう 帰宅すると妻と夕食をとり愛犬マービン(ブルドッグ)と散歩に出て、バーでビール1杯だけ飲んで家に戻る彼は詩を書くのを趣味としており、行く先々で詩を手帳に書きとめる 妻のローラ(ゴルシフテ・アストラカン)は彼の才能を認めていて作品を世に問うように勧めているが、本人にはそんな気がない ある日、夫婦で映画を観て帰宅すると、彼の手帳がズタズタに食いちぎられていた 失意のパターソンは散歩に出たが、そこで日本人の詩人(永瀬正敏)に出会い、マッサラな手帳をプレゼントされる。彼は再びそれに詩を書き始める

 

     

 

この映画は、アメリカの地方都市のバスの運転手の毎日変わらない日常生活を淡々と描いた作品ですが、犬とともに過ごす彼の行動を見ていると、「パターソン」ではなくて「ワンパターン尊」ではないかと思ってしまいます しかし、観ていると温かい気持ちになってきます 彼は小さなマッチ箱一つから美しい詩を編み出します。パターソンが詠んだ詩は、英語で映像に表れますが、きちんと韻を踏んでいることが分かります 最後の日本人の詩人との会話で「自分の作った詩は翻訳させない」ということで一致しますが、「韻を踏む」ということで言えば、英語と日本語はまったく違いますから良く理解できます 彼はごく普通の平凡な市民ですが、詩という趣味を持つと心が豊かになり 妻はもちろんのこと他人に対しても温かく接することができる ということを教えてくれているようです

コメント
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