人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

「夏祭クラシックス2018」のチケットを取る ~ モーツアルト「レクイエム」他 / 米澤穂信著「真実の10メートル手前」を読む / METライブ、マスネ「サンドリヨン」の座席指定を取る

2018年06月02日 07時58分54秒 | 日記

2日(土)。昨日、万歩計をポケットに入れたまま洗濯してしまいました これで2度目です。1度目は無事に生還し正常に動いていましたが、さすがに2度目となるとすっかり機能が停止してしまい、ほかに洗濯の余地がないので 新しいのを購入しました それにしても、なぜ同じ過ちを繰り返すのか・・・と自問するのですが、ボケているとしか言いようがありません 

ということで、わが家に来てから今日で1339日目を迎え、学校法人森友学園をめぐる一連の問題で、大坂地検特捜部が31日、国有地の大幅値下げ売却に対する背任や決裁文書を改ざんした虚偽有印公文書作成など全ての告発容疑について、財務省幹部ら38人全員を不起訴処分とし発表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

        そもそも なぜ彼らがそうしなければならなかったのかが解明されてないんじゃね?

 

         

 

昨日は夕食に「牛タンとカルビ」を焼いて、「生野菜サラダ」を作りました あとは、「いかそうめん めかぶ」を買ってきました。これが抜群に美味しぃのです

 

     

 

         

 

昨日、新宿ピカデリーでMETライブビューイング、マスネ「サンドリヨン」(シンデレラ)の座席指定を取りました 6月5日(火)午前10時上映の部です。これでMETライブ2017-2018も終了です

 

     

 

         

 

8月18日(土)午後2時からミューザ川崎シンフォニーホールで開かれる「夏祭クラシックス2018」のチケットを取りました プログラムは①モーツアルト「レクイエムK.626」、②リヒャルト・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」組曲、③永六輔:作詞、いずみたく作:作曲「にほんのうた」抜粋です 出演はソプラノ=吉田美咲子、アルト=二瓶純子、テノール=近野佳介、バス=菅谷公博、夏祭クラシックス2018合唱団、夏祭クラシックス2018祝祭管弦楽団、指揮=小森康弘、岡田直樹です

 

     

     

 

         

 

米澤穂信著「真実の10メートル手前」(創元推理文庫)を読み終わりました 米澤穂信の作品は文庫化されるたびに当ブログでご紹介してきました。1978年岐阜県生まれ。2001年に「氷菓」で第5回角川学園小説大賞奨励賞を受賞してデビュー、11年に「折れた竜骨」で第64回日本推理作家協会賞、14年に「満願」で第27回山本周五郎賞を受賞しています

この小説は、「さよなら妖精」(2004年)の登場人物である高校生の大刀洗万智(たちあらい まち)が成長し、新聞記者を経てフリージャーナリストとして登場し 6つの事件の謎を解いていく短編集です

「真実の10メートル手前」「正義感」「恋累心中」「名を刻む死」「ナイフを失われた思い出の中に」「綱渡りの成功例」の6編から成ります

 

     

 

「真実の10メートル手前」は、ベンチャー企業の社長である早坂一太と、その妹の真理が経営破たん後に行方をくらますが、録音された通話記録から真理の居所を推理した大刀洗は新人カメラマンとともに甲府へ赴く どのメディアよりも先に真理の居所を突き止め、本人の10メートル手前まで迫りながら対象を失ってしまうという無情な話

「正義感」は、中央線の駅で起きた人身事故にまつわる話

「恋塁心中(こいがさねしんじゅう)」は、高校生の男女二人が心中するという遺書を残して死亡した事件について、心中にしてはあまりにも不自然な点が多いことから大刀洗らが真実を追求する話

「名を刻む死」は、福岡県の民家で独り暮らしの老人が遺体で発見されたが、残された日記に「私は間もなく死ぬ。願わくは、名を刻む死を遂げたい」と書かれていた 「名を刻む死」とは何を意味するのか、彼はそのような死を迎えることができたのか、という話

「ナイフを失われた思い出の中に」は、16歳の少年が3歳の子供を刺し殺す事件の背景と真実を探る物語

「綱渡りの成功例」は、未曽有の豪雨で陸の孤島となった民家に住む老夫婦はレスキュー隊によって救出されるが、停電の中、彼らは冷蔵庫で冷やした牛乳をフレークにかけて食べて生き延びたという。この矛盾をどのように解釈するのか、という話

筆者は主人公の大刀洗万智を優秀なジャーナリストとして描いていますが、スクープのためなら相手がどう困ろうと構わないという”文春砲”的な取材手法ではなく、あくまでも、取材される立場に寄り添って、場合によってはスクープを諦めて取材結果を握りつぶすという血の通った人物として描いています 客観的に見れば、こういうジャーナリストは他社を蹴り落とす取材合戦の中では生き残れない恐れが強いと思います しかし、短期決戦でなく、中長期決戦の取材であれば取材対者の信頼を勝ち得て、最終的にはスクープをモノにするのではないか、とも思わせます

コメント
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