23日(土)。昨夕、元の職場の同僚S氏、E氏と3人で現役時代の行きつけの店、西新橋のK亭で飲みました ほぼ2か月に1度のペースで、2人がまだちゃんと生きているかどうかを確かめるため 声をかけて集まっています 四方山話に花を咲かせ、そろそろお開きにしようかというところへ現役社員のT君とK君がやってきたので(どうやらE氏が 別会場で会議の打ち上げをやっているT君に電話したらしい)、また飲み始めました ベテラン勢が抜けて新体制になって以来、若手社員は大変な毎日を過ごしていることが あらためて良く分かりました われわれOBとしては 励ますことぐらいしか出来ませんが、何とか頑張ってほしいと思います その後、5人で新橋駅近くのカラオケに行き、2~3曲歌って解散しました 今朝は朝から頭痛が痛いです
ということで、わが家に来てから今日で1360日目を迎え、馬が人の表情と声を関連付けて感情を読み取れることが分かったと、北海道大学大学院の滝本彩加准教授(動物心理学)らのチームが21日、英科学誌電子版に発表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
人間でもトランプ大統領やどこかの首相みたいに馬耳東風な人種がいるというのに
昨日、夕食に「すき焼き煮」「もやしとベーコンのカレーマリネ」「トマトとしめじとレタスのスープ」を作りました 「すき焼き煮」は牛肉と玉ねぎとゆで卵だけを味付けした簡単料理です
チケットを2枚取りました 1枚は7月8日(日)午後2時から東京オペラシティコンサートホールで開かれる「ザ・シンフォニカ第64回定期演奏会」です プログラムはヨハン・シュトラウス、ヨーゼフ・シュトラウスといったシュトラウス・ファミリーの作品群に、どさくさに紛れてリヒャルト・シュトラウスも入れてしまうという鍋料理みたいなプログラムです が、多分 楽しいコンサートになると思います
2枚目は11月9日(金)午後7時から東京藝大奏楽堂で開かれる「藝大フィルハーモニア管弦楽団 第388回定期演奏会」です プログラムは①マーラー編曲「J.S.バッハの管弦楽作品による組曲」、②マーラー「交響曲第7番」です 指揮は東京藝大指揮科教授で東京シティ・フィル常任指揮者の高関健です。このコンビによるマーラーはすべて聴いていますが、高関健のマーラーは何番を聴いても素晴らしいです
昨日、上野の森美術館で「ミラクル エッシャー展」を観ました 午前10時開館なので10分前に行くと、すでに100人位の人が当日券売り場に並んでいました。すごい人気です
この展覧会は、今年 生誕120年を迎えたオランダの版画家マウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898‐1972)による イスラエル博物館所蔵の約150点の作品を展示しています いわゆる”だまし絵”のほか、初期の作品、木版、直筆のドローイングなど珍しいものが含まれています エッシャーの作品が公開されるのはスペイン、台湾に次いで日本が3度目で、今回が日本初公開とのことです
約150点の作品は「科学」「聖書」「風景」「人物」「広告」「技法」「反射」「錯視」の8つの観点から分類・展示されています この分類からも分かる通り、エッシャーは代名詞的な”だまし絵”だけを描いたのではなく、様々な対象に興味を持っていました
中でも見応えのあるのは、言うまでもなく”だまし絵”です 「物見の塔」「滝」「階段の家」「相対性」などですが、いずれも遠近法や重力の法則を逆手にとって、現実にはあり得ない構図を描き出しています 中でも「物見の塔」(下の写真左の絵)は、一見何の変哲もない2階建ての塔なのですが、よ~く見ると、2階の向きと1階の向きが違うのです。これが平面の上で描かれていることに驚きますが、版画であることにさらに驚きます
絵画の鑑賞は慣れていないので、入口で音声ガイドを借りてイヤホンで解説を聴きながら観ていきました バカリズムの解説で正味30分収録されていますが、具体的に解説されている作品数が少ないので使用料550円は高いと思います ただ、唯一良い点は、BGMとしてバッハの音楽が使われていることです 「プロローグ」では「小フーガ ト短調BWV.578」、「アマルフィ海岸」では「管弦楽組曲第3番BWV.1068 ~アリア」、「バベルの塔」では「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳~メヌエット」、「球面鏡のある静物」では「ゴルトベルク変奏曲~第25変奏 アダージョ」、「発展Ⅱ」では「フーガの技法BWV.1080~拡大形による反行カノン」といった具合です エッシャーの作品が ある側面で数学的とも言えることから考えると、BGMに ある側面で数学的とも言えるバッハの音楽を使うというアイディアは抜群のセンスだと思います
なお、この展覧会の「ミラクル エッシャー展」というタイトルは、彼の本名 マウリッツ・コルネリス・エッシャーの頭文字 M.C.E を 「MIRACLE」 に掛けたのではないか、と勘繰っているのですが、どうなんでしょうか
帰りがけにポストカードブック「M.C.エッシャー」(青幻舎・1200円)をお土産に買いました 1枚1枚はがして絵葉書として使えるので便利です