人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

「テオドール・クルレンツィス✕コパチンスカヤ✕ムジカエテルナ」、「アジア ユース オーケストラ」のチケットを取る / 伊坂幸太郎著「火星に住むつもりかい?」を読む

2018年06月21日 07時20分02秒 | 日記

21日(木)。わが家に来てから今日で1358日目を迎え、ヘイリー米国連大使が19日、米国が国連人権理事会から離脱すると表明した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     すべてが11月の選挙で共和党が勝ち ひいてはトランプが再選されるための手法だ

 

         

 

昨日、夕食に「ブリの照り焼き」「生野菜とツナのサラダ」「マグロの山掛け」「ホウレン草のお浸し」「男前豆腐の食べるラー油乗せ」を作りました あとは市販の茶碗蒸しです。週1回は必ず魚を中心とするローテーションがすっかり定着しました

 

     

 

         

 

チケットを3枚取りました 1枚目は来年2月11日(月・祝)午後3時から すみだトリフォニーホールで開かれる「テオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナ」のコンサートです。プログラムは①チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35」、②同「交響曲第4番ヘ短調作品36」です   ①のヴァイオリン独奏はパトリツィア・コパチンスカヤです

 

     

 

このコンサートを聴こうと思ったのは、同じコンビの演奏によるチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」のCDを聴いて衝撃を受けたからです 今まで聴いたことのない新鮮な驚きがありました それ以来、このコンビが来日したら絶対に聴きに行こうと決めていたのです

3公演のうち「ヴァイオリン協奏曲」があるのは2月10日のオーチャードホールと11日のトリフォニーホールの2公演だったので、音響面で問題のあるオーチャードホールを避けてトリフォニーホールを選びました

トリフォニーホール・チケットメンバーズ先行発売で取ったのですが、昨日の朝10時にアクセスしたもののまったく繋がらず、10時半にやっと繋がったと思ったら S席は後方か 前方でも左右の端しか残っていませんでした   仕方ないので1階後方の左ブロック通路から2つ入った席を取りました

 

     

 

2、3枚目は8月24、25日の両日、東京オペラシティコンサートホールで開かれる「アジア ユース オーケストラ 日本公演2018」です

24日(金)午後7時からの公演プログラムは①エネスク「ルーマニア狂詩曲第1番」、②バーバー「ヴァイオリン協奏曲」、③ラフマニノフ「ヴォカリーズ」、④同「交響的舞曲」で、②のヴァイオリン独奏はベニー・ツェン、指揮はジェームズ・ジャッドです

25日(土)午後3時からの公演プログラムは①ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲、②プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」第1組曲、第2組曲より抜粋、③ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」、④ガーシュイン「パリのアメリカ人」で、③のピアノ独奏はアンナ・ツィブラエワ、指揮はリチャード・パンチャスです

私は毎年このコンサートを2日間とも聴いていますが、日本を含むアジアの若者たちは毎回感動を与えてくれます

 

     

 

         

 

伊坂幸太郎著「火星に住むつもりかい?」(光文社文庫)を読み終わりました   伊坂幸太郎の作品は文庫化されるたびに購入し このブログでご紹介してきました   1971年千葉県生まれ。2000年「オーデュボンの祈り」で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー、その後数々の作品を発表し多くの文学賞を受賞しています

 

     

 

「ユートピア」の反対の世界を「ディストピア」と言いますが、この小説はディストピアを描いたものと言えるでしょう

日本の中で「安全地帯」に指定された都市は「平和警察」が取り締まりを行う。そこでは、平和警察の管理下で、住人の監視と密告によって「危険人物」と認定された者は、衆人環視の中で公開処刑されるという、半年前のどこかの国のような恐ろしい世界  その人が罪を犯したかどうかは問題でなく、密告されたという事実によって「危険人物」として認定されるという不条理の世界にあるので、住人は「世の中は良くなったりしないんだから。それが嫌なら、火星にでも行って住むしかない」とあきらめ顔で言うしかない。そんな不条理をぶち破り、窮地に陥った人々を救おうと立ち上がったのは全身黒ずくめの「正義の味方」ただ一人だった 彼は偶然手に入れた強力な特殊磁石を武器に「平和警察」との戦いに挑む

「正義の味方」は、「みなを助けることはできない。一人を助ければ、ほかの全員を救わなくてはならず、その公平性を確保できなければ、偽善、と糾弾されてしまう」と悩みます そこで 「救う基準」を設定して実行します。それは「自分の店の常連客だけを救う」という基準でした。この本を読めば「正義の味方」の基準が いかに リハツな考えであるかが分かります

伊坂幸太郎の本を読んでいつも感じるのは、そこはかとなく漂うユーモアとアイロニーですが、この本でも伊坂スピリット全開です

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