人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

新国立劇場オペラ研修所修了公演「フィガロの結婚」のチケットを取る / マーティン・スコセッシ監督「アイリッシュマン」を観る ~ ロバート・デ・二―ロ、アル・パチーノ主演

2020年01月08日 07時23分41秒 | 日記

8日(水)。わが家に来てから今日で1927日目を迎え、米FOXビジネスは6日、レバノンに逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告が 事件について「私を引きずり下ろすためのクーデターだという物的証拠や書面がある」と語ったと報じた というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

        日産の幹部らは司法取引で証言したよ  ゴーンさんも日本に来て司法取引したら?

 

         

 

昨日、夕食に「とん平焼き」を作りました 材料は豚バラ、モヤシ、卵、とろけるチーズで、塩胡椒、ソース、マヨネーズで味付けします。簡単で美味しいです

 

     

 

         

 

新国立劇場オペラ研修所修了公演「フィガロの結婚」のチケットを取りました 3日間の公演のうち2月29日(土)午後2時開始の部です 出演は研修所第20期から第22期までの研修生とOBです。ダブルキャスト公演ですが、現段階ではまだ誰が何日に歌うのかは決まっていないようです

 

     

     

 

         

 

昨日、池袋の新文芸坐でマーティン・スコセッシ監督「アイリッシュマン」(2019年アメリカ・3時間30分)を観ました

この映画は、アイルランド系アメリカ人で全米トラック運転手組合”チームスターズ”とマフィアに関わり、「ジ・アイリッシュマン」と呼ばれたフランク・シーランの生涯を描いた作品です 2019年11月1日にアメリカ国内で限定的に劇場公開された後、同年11月17日に Netflix で配信されました

 

     

 

ペンシルバニア州生まれのアイルランド系アメリカ人、フランク・シーラン(ロバート・デ・二―ロ)は第2次世界大戦に従軍し、戦後トラック運転手兼殺し屋稼業を始める 1955年からマフィアのボス、ラッセル・ブファリーノ(ジョー・ぺシ)の指示の元、全米トラック運転手組合に所属し、組合委員長ジミー・ホッファ(アル・パチーノ)の用心棒となる ホッファは組合内のライバルでマフィアの幹部であるトニー・プロと対立する ホッファはフランクをボディガードとし、家族ぐるみの付き合いを始める 1960年にジョン・F・ケネディが大統領になり、弟のロバート・ケネディが司法長官に就任すると、全米トラック運転手組合委員長時代の年金積立金不正使用の罪でホッファは逮捕・収監される その後、彼は政治献金が功を奏しニクソン大統領の恩赦により釈放されるが、組合活動は禁止される しかし我の強いホッファはいつまでも委員長のように振る舞うので、他の幹部やマフィアとの関係が悪化する 業を煮やしたラッセルはフランクにホッファを暗殺するよう説得する。フランクは飛行機でデトロイトに向かい、ホッファを銃殺する その後 フランク、ラッセル、トニー・プロたちは、ホッファの殺人とは別件で逮捕され刑務所に収監されるが、フランク以外は病死する フランクは老人ホームに入居し神父と向き合うが、最後までジミー・ホッファを殺したのは自分であることを隠し通す

本作はチャールズ・ブラントが2004年に発表したノンフィクション「 I Heard You Paint Houses」を原作としています

マーティン・スコセッシ ✕ ロバート・デ・二―ロといえば「タクシードライバー」を思い出します 今回の作品でロバート・デ・二―ロは歳をとっても彼だと判りますが、アル・パチーノはすぐには判りませんでした

自分の力を評価し”育ててくれたマフィアのボス”ラッセルと、家族ぐるみで付き合うまでに深い関係となった組合委員長のホッファの間に挟まれ、どう振る舞ったらよいか逡巡する一方で、一度覚悟を決めたら暗殺を実行する冷酷なフランクをロバート・デ・二―ロが渋い表情で演じています

幼い頃に自分を可愛がってくれたホッファを殺したのは父親フランクだということを娘ペギーだけが感づいているというのが、この映画のミソです

休憩なしの3時間30分は長い しかし、タル・ベーラ監督「サタン・タンゴ」(7時間18分)に比べれば半分にも満たない。決して手ごわくありません

コメント
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