30日(木)。わが家に来てから今日で1948日目を迎え、トランプ米大統領の「ウクライナ疑惑」を巡る米上院の弾劾裁判で、疑惑の詳細を知る立場にいたボルトン前大統領補佐官が著作で「トランプ氏は、ウクライナの軍事支援の凍結解除を、バイデン前米副大統領への調査の取引条件にしていた」と明かす予定であることが報道されたのを受け、共和党のロムニー議員は27日、記者団に対してボルトン氏の証言を聞くべきだとしたうえで「他の共和党議員が賛同する可能性が高まっている」と説明した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
共和党にも良心を持った議員が他にもいるだろう 4人が賛成すれば召喚されるよ
昨日、夕食に「麻婆茄子」を作りました 挽肉の代わりに豚バラ肉を使っています。久しぶりに作りましたが、美味しかったです
昨夕、東京文化会館小ホールで都民芸術フェスティバル2020~室内楽・シリーズN.19「偉大な芸術家の思い出に」を聴きました プログラムは①シューベルト「ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 作品99 D.898 」、チャイコフスキー「ピアノ三重奏曲 イ短調 作品50 ”偉大な芸術家の思い出に” 」です 演奏はピアノ=伊藤恵(藝大教授)、ヴァイオリン=徳永二男 (元N響・コンマス)、チェロ=向山佳絵子(元N響・首席)です
自席はH列30番、右ブロック左から2つ目です。会場はほぼ満席です。出演者の顔ぶれとプログラムを見れば納得できます
1曲目はシューベルト「ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 作品99 D.898 」です この曲はフランツ・シューベルト(1797-1828)が1828年に作曲した作品です 第1楽章「アレグロ・モデラート」、第2楽章「アンダンテ・ウン・ポコ・モッソ」、第3楽章「スケルツォ:アレグロ」、第4楽章「ロンド:アレグロ・ヴィヴァーチェ~プレスト」の4楽章から成ります
日本のクラシック音楽界をリードする3人の演奏者は、晩年とは言え31歳の若さで生涯を終えたシューベルトの作品を、説得力を持って演奏しました とくに第2楽章の冒頭、ピアノに乗ってチェロからヴァイオリンへと受け継がれる部分が素晴らしく、思わず聴き惚れてしまいました シューベルトは何故か悲しい
プログラム後半はチャイコフスキー「ピアノ三重奏曲 イ短調 作品50 ”偉大な芸術家の思い出に”」です この曲はピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893)が、1881年にパリで急死した恩師のニコライ・ルビンシテインの追悼のために1881年から翌82年にかけて作曲した作品です 2つの楽章から成ります。第1楽章は「ペッソ・エレジアーコ」、第2楽章は「12の変奏曲と終曲」から成ります
第1楽章では、チェロの、ヴァイオリンの、そしてピアノの、悲しみを湛えた音楽が胸に迫ります チャイコフスキーの恩師への追悼の心が伝わってきます 第2楽章の「変奏曲」ではチェロが朗々と奏でる「ワルツ」が素晴らしく、それを受け継ぐヴァイオリンとピアノがまた素晴らしい 悲しみの音楽の中の一時の慰めのようです そしてコーダで第1楽章の悲しみを湛えた音楽が再現され、静かに曲を閉じます
この曲を聴いてあらためて思うのは、チャイコフスキーは屈指のメロディーメーカーである、ということです
満場の拍手に徳永氏が「昨日は雨でしたが、今日はすっかり良い天気になりました 女性のお二人は晴れ女なんですね アンコールに、今演奏したチャイコフスキーの曲の『ワルツ』の部分を演奏します」と言って、演奏に入りました。ここは大好きなので、得した気分です
この日の演奏は3人とも素晴らしかったですが、中でもチェロの向山佳絵子の演奏は胸を打ちました