22日(火)。昨日の日経夕刊「ニッキイの大疑問」コーナーのコラム「ちょっとウンチク」に、ウクライナ危機に関して「なるほど」と思う見解が載っていました 編集委員の池田元博氏の見解は以下の通りです
「プーチン大統領は2000年からの1,2期目、原油高を追い風に高い経済成長と国民生活の改善で人気を集めた 3期目は大国路線を進め、14年のウクライナ領クリミア半島併合で支持率は頂点に達した だが、現在の4期目はさしたる成果がない。経済の停滞、社会の閉塞感、そして長期体制への嫌気・・・・。国民の間では政権への不満もくすぶる プーチン氏がNATOの不拡大などを要求して強気の外交を展開するのは、24年の次期大統領選も視野に、米欧と対峙する強国ロシアを国民に誇示し、国内の不満をそらす思惑もありそうだ」
この記事を読んで、懸命な読者は「なるほど」と思うと同時に「ちょっと待てよ 」と思ったはずです。「 『24年の次期大統領選も視野に』ということでは、アメリカのバイデン大統領も同じ立場ではないか」と まさか、プーチンもバイデンも 自分の政権の延命を目的にウクライナを犠牲にしようとしているのではないだろうな もしそうだとしたら、とんでもないことです いずれにしても、武力によって独立国家を脅かすのは許されない行為で、犠牲になるのは”普通の生活”を送っているウクライナ国民です 国際社会はウクライナのクリミア化を許してはなりません
ということで、わが家に来てから今日で2600日目を迎え、2021年1月6日に起きた米連邦議会襲撃事件を巡り、当時のトランプ大統領が暴力をあおったとして提訴された裁判で、ワシントンの連邦地裁は18日、訴えの却下を求めていたトランプ氏の申し立てを退けた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
アメリカの司法にはまだ良心が残っている証拠 トランプは神妙にお縄を頂戴しろ!
昨日、夕食に「トンテキ」「生野菜サラダ」「エノキダケの味噌汁」を作りました トンテキの味付けは醤油、砂糖、味醂、オイスターソース、塩コショウ、生姜、ニンニクです
24日(木)にN響でチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35」を聴くのでCDで予習しました 選んだのはパトリツィア・コパチンスカヤのヴァイオリン独奏、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナによるCD(2014年5月録音)です
この組み合わせによるこの曲の演奏は、私が今まで聴いてきたどの演奏とも違います 古くはハイフェッツ、イダ・ヘンデルからチョン・キョンファ、アンネ=ゾフィー・ムター、ヒラリー・ハーンに至るまで、彼らとは全く異なるアプローチです コパチンスカヤの演奏は強弱とテンポの起伏が大きく、まさに自由自在で、今生まれたばかりの音楽のように響きます それは言うまでもなく、バックを務めるクルレンティス ✕ ムジカエテルナとの息の合ったコンビネーションがあって初めて成り立つパフォーマンスです 私は2019年2月11日にすみだトリフォニーホールでコパチンスカヤのヴァイオリン独奏、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナによるベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」を聴きましたが、起伏の大きな刺激的な演奏でした その時、なぜかコパチンスカヤは素足で弾いていたのを思い出しました コパチンスカヤは東京都交響楽団の第971回B定期演奏会(2023年3月27日)でリゲティ「ヴァイオリン協奏曲」を弾く予定です 私はB定期会員を継続したので聴きに行きます
国連WFP協会(特定非営利活動法人 国際連合世界食糧計画WFP協会)から「年次報告書2020」、「THANKYOUカード」が届きました これは、今年1月19日に池袋駅西口広場で国連WFPのスタッフに声を掛けられ、その場で寄付行為の契約を結んだことから送られてきたものです その頃、「自分や家族のことだけを考えて生きていて良いのか? 何か少しでも世の中に役立つことが出来ないか」と思っていたところに話があったので、タイミングが良くその場でサインをしたのです 国連WFPは「飢餓との闘いに尽力してきたこと、紛争地域で平和に向けた状況改善に貢献したこと、飢餓が紛争の武器として利用されることを阻止する原動力となったこと」に対し、2020年のノーベル平和賞を受賞しました 「年次報告書2020」によると、2020年は84か国1億1550万人に420万トンの食料を届けたとのことです 主な内訳は①学校給食支援としてアフガニスタンに9千万円、ニカラグアに約4400万円、ブルンジに約6100万円、ミャンマーに1億5100万円他を、②緊急支援としてコンゴ民主共和国に約1300万円、パキスタン、グアテマラ、イエメン、ナイジェリアに各3000万円他の支援を行いました このほか③母子栄養支援、④使途指定なしを含め総額14億7739万1712円の支援を行っています 私の場合は月2000円の寄付に過ぎませんが、私にとって年24000円は決して小さくありません この種の寄付は継続することが大事だと思っています 世界の子どもたちを飢餓から救うため、少しでもお役に立てるのなら嬉しいです