人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

「今こそ聴きたい クラシック音楽」 ~ 朝日の読者アンケートで2位はショパン、1位は? / チョコレートの効能 ~ バレンタインデーに考える:日経の記事から

2022年02月14日 07時05分13秒 | 日記

14日(月)。昨日の日経朝刊のコラム「元気の処方箋」(東京有明医療大学教授・医師の川嶋朗氏)が、チョコレートの効能を取り上げていました 超略すると次のとおりです

「聖バレンタインデーは、戦いに赴く兵士の結婚を禁じたローマ皇帝の意向に反し、ひそかに結婚させていて処刑された司祭バレンタインを祭る日に由来するといわれている チョコレートの原料のカカオにはカカオポリフェノール、テオブロミン、カカオプロテイン、食物繊維といった栄養成分が含まれている カカオポリフェノールは血管を拡張して血圧を下げるほか、高い抗酸化作用で悪玉コレステロールの酸化を抑え、動脈硬化を防ぐ効果などが認められている テオブロミンには抗腫瘍、抗炎症、心血管や歯のエナメル表面の保護に加え、善玉コレステロールを増やし、脂肪蓄積を抑えるといった報告がある 冷え性やリラックス効果も指摘されている。カカオプロテインは難消化性の物質。食物繊維と同じく腸内環境を整え、便通改善が期待される このように適量であれば健康にも役立つ。ただ食べ過ぎれば健康への悪影響が考えられる 血糖値が大きく上昇するし、脂質が比較的多い。テオブロミンやカフェインには神経を興奮させる働きや利尿作用があり、過剰摂取には注意する必要がある 過ぎたるは及ばざるがごとし。これはチョコレートにも当てはまる

今日は「聖バレンタインデー」です。娘からのチョコレートです 写真下の ROYCE の生チョコ「キールロワイヤル」は舌の上でとろけて とても美味しいです

 

     

 

ということで、わが家に来てから今日で2592日目を迎え、13日付の北朝鮮労働新聞は金総書記が13日、平壌の和盛(ファソン)地区で行われた住宅建設の着工式に出席し、「工事日程を守ることだけに偏る考えを一掃し、建設部門を将来を見通して発展させるための科学的な構想を実行することが重要だ」と指摘したと報じた  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     今はそう言ってるが 工事日程を守らないと 関係者が処分されるのは目に見えてる

 

         

 

毎週土・日は夕食作りはお休みして弁当や総菜を買ってきて済ませていますが、昨日は雪の予報も出ていたし寒かったので買い物に出るのをやめ、以前冷凍しておいたハンバーグを解凍して茹でた野菜を添えました あとは卵スープです。ハンバーグはとろけるチーズを乗せるととても美味しかったです

 

     

 

         

 

昨日の朝日新聞朝刊別冊「be」は、「今こそ聴きたい クラシック音楽」として読者が選ぶ作曲家ランキングを発表しています これは編集部が選んだ50人の作曲家を対象に1月13~18日に実施したアンケートによるもので、2125人の読者が複数回答しています その結果、ベスト10は以下の通りとなっています

1位:モーツァルト=1129票

2位:ショパン=1109票

3位:ベートーヴェン=1067票

4位:チャイコフスキー=850票

5位:ドヴォルザーク=785票

6位:J.S.バッハ=739票

7位:シューベルト=679票

8位:ヴィヴァルディ=628票

9位:ブラームス=560票

10位:ドビュッシー=545票

1位のモーツァルトは順当な結果だと思います ピアニストの清家信也氏がモーツァルトについて次のように解説しています

「その特徴はなんと言っても、独奏曲、協奏曲、オペラ、交響曲など、あらゆるジャンルでヒット曲を生んだところ ほかのどんな作曲家にも向き不向き、得手不得手があり、彼以外には誰も成し遂げることができなかった

さらに、モーツアルトが活躍する少し前の18世紀中ごろまでは、音楽は王や貴族からの委託で作られ、王宮やサロンで演奏されたことを踏まえ、

「今でいうホテルのラウンジのBGMのような役割を果たし、『ながら聴き』できるよう、主張が少なく、エモーショナルにもならない。あらゆる場面で使える万能性を備えている

と語っています 「ながら聴き」できないような短調の名作も少なくありませんが、おおむねモーツァルトの音楽の特徴を捉えていると思います

そもそも私がクラシック音楽の世界に入るきっかけになったのは、ラジカセに録音したモーツアルト「フルート協奏曲第2番」の演奏を聴いたことです 何度も繰り返し聴いたので演奏者名を覚えています。森正指揮NHK交響楽団、フルート首席・宮本明恭氏による演奏でした 実は、ラジカセに録音し繰り返し聴いていたのはこの曲だけではありませんでした ドビュッシー「小組曲」、CCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)「トラベリン・バンド」、トワエモア「空よ」もモーツアルトと同じように何度も聴きました    しかし、最後まで飽きずに残ったのがモーツァルトでした    現在所有するCD4000枚のうち約700枚が、LPレコード1500枚のうち約400枚がモーツァルトなので、全体の約2割を占めていることになります

 

     

 

アンケート結果で意外だったのは2位のショパンですが、これは昨年のショパン・コンクールで2位に反田恭平さんが、4位に小林愛実さんが入賞したことが大きく影響していると思います ベートーヴェンも順当です 唯一のオペラ「フィデリオ」を含め、 モーツァルトと同様あらゆるジャンルの音楽を作曲し、しかも傑作ぞろいの作品を残しました チャイコフスキーとドヴォルザークは屈指のメロディーメーカーということで共通しています J.S.バッハの多様性には驚きます オルガンやヴァイオリンのソロの作品から、カンタータ、管弦楽曲、協奏曲、そして「マタイ受難曲」に代表される巨大な宗教曲に至るまで多種多様な音楽を数多く作曲し、モーツァルト、ベートーヴェンをはじめ 後世の音楽家に多大な影響を及ぼしました

参考までに11位以下は、11位:メンデルスゾーン、12位:ワーグナー、13位:リスト、14位:ラフマニノフ、15位:スメタナ、16位:サン=サーンス、17位:ラヴェル、18位:ガーシュイン、19位:シューマンとなっています

私はなぜか頭文字がMとBの作曲家が好きで、オーケストラの定期公演のコースを選ぶ際はこれらの作曲家の作品が入っているかどうかが大きな選択基準になります 「M」はモーツァルト、マーラー、メンデルスゾーンです このアンケートでは、マーラーは選外です 「B」はベートーヴェン、ブラームス、バッハ、ブルックナーです ブルックナーはアンケートでは選外です マーラーとブルックナーに共通するのは名作が交響曲に偏っていることと、作品が長大であることです 朝日の読者は重厚な大曲はあまり好まないようです その割には拷問のような長さの楽劇で有名な ”腰痛の天敵” ワーグナーが12位に入っているのが不思議ですが、オペラ・楽劇の序曲や前奏曲等が好きなのかもしれません

さて、あなたの今こそ聴きたい「作曲家ベスト10」は誰でしょうか

コメント (2)
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