5日(土)。来年の手帳を購入し、さっそくコンサートの日程を記入しました 私は7年前から能率手帳「NOLTY クレスト① 1801」を使っています
この手帳は「月別」と「週別」に分かれていて とても使い勝手が良い製品です 例えば来年1月の「月別」ページには、下の写真のようにコンサートの日程(公演名・開演時間・会場)を記入し、ピンクのマーカーで目立つようにします 28日(土)は午後2時から「シティ・フィル」の定期公演と「新国立オペラ」のタンホイザー公演がダブっているので、振替制度のあるオペラの方を31日(火)に振り替えるようにメモしてあります
週別の見開きページには、下の写真のように左ページのコンサートのある日に公演名・開演時間・会場を記入し、右ページにプログラム・出演者を記入します これは予習する際に便利です。この日程の合間を縫って、映画のスケジュールをバシバシ入れていき、黄色のマーカーで目立たせます また 読書については、本を読み終わった日の左ページ欄にタイトル・著者名を記入し、赤の罫線で囲みます こうして、3つの目標を1冊の手帳で管理しています したがって、手帳を無くすと”一人大騒ぎ”になります スマホやパソコンでスケジュール管理しているという人も多いと思いますが、私には手書きの手帳による管理が一番しっくりきます 古い人間だとお思いでしょうが、古い人間なんです
ということで、わが家に来てから今日で2855日目を迎え、ロシアの独立系ジャーナリストが設立したメディア「ノーバヤ・ガゼータ欧州」は2日までに、プーチン政権が出した部分動員令に基づき召集された兵士のうち100人超がすでに死亡し、そのうち23人が前線への投入前に自殺や、アルコールや薬物などが原因で命を落としたと指摘した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
戦争で死ぬより自殺したり薬物中毒で死んだ方がまし というのがロシア国民の本音
昨日、夕食に「チキンステーキ」を作りました 前回焼き方がレア過ぎたので、今回は弱火で十分に火を通しました あとは「エリンギと人参とウインナの中華スープ」です。とても美味しかったです
昨日の朝日新聞朝刊に東京都交響楽団音楽監督・大野和士氏と東京交響楽団・音楽監督ジョナサン・ノット氏のインタビュー記事が載っていました これは朝日新聞社と朝日カルチャーセンターによる初共同シリーズ企画「マエストロと語ろう」に登場した2人の指揮者の発言(9月12日・大野氏、10月17日・ノット氏)を収録したものです それぞれ、ほんの一部だけ以下にご紹介します
大野和士氏は、会場の観客から「個性豊かなオーケストラの楽員を束ねるリーダーシップの秘訣」を問われ、次のように答えた
「指揮者の仕事とは、人々を山に連れていくようなものです 作曲家たちとの心の中での対話を礎に、地図を描き、それをもとに奏者たちが自由に風景を楽しみ、めいめい散策する 一人一人が思い通りに弾けるようになると、ふくよかで、中身のいっぱい詰まった音が出てきます 指揮者は、音を出さない。ここに秘訣があります」
⇒ 楽員の自主性を尊重し、演奏の邪魔をしないこと、が秘訣ということでしょうか
ジョナサン・ノット氏は、観客からの公演プログラムに対する具体的な質問のひとつひとつに丁寧に答え、次のように語った
「私は皆さまに、次のコンサートも絶対に行こうと思っていただきたいのです なぜなら聴衆の皆さまも、コンサートをつくり上げる大切な一員だからです」
指揮者になって一番良かったと思うことは何か、との問いには
「人々の笑顔が見られることです」
と答え、もし指揮者になっていなかったら 何になっていたか、という質問には
「車が大好きなので、レーサーになっていたかもしれません でも、指揮者もレーサーもカーブをうまく曲がって事故を避ける仕事なので、同じようなことをやっていたのでしょうね」
と答えた
⇒ 長年にわたり世界のクラシック音楽界に君臨したヘルベルト・フォン・カラヤンも(速い)車が好きでした 彼の場合は車に留まらず、自家用ジェット機も操縦したので相当のスピード狂だったようです 時にそのスピード感が演奏に表れていました その意味ではレーサーになったかもしれないジョナサン・ノットの指揮する演奏も、時にスピード感に溢れています 東響の楽員が「ノット氏の場合は、リハーサルでやったのと違うことを本番で求めてくるので終始 気が抜けない」旨書いていたのを読んだことがあります ノットのことですから、事故を避けながら楽員を煽り立てて熱演を繰り広げるのでしょう
新文芸坐でキース・トーマス監督による2022年製作アメリカ映画「炎の少女チャーリー」(95分)を観ました
新薬の治験で超能力者となった父ビッキー(ザック・エフロン)と母アンディのもとに生まれた少女チャーリー(ライアン・キーラ・アームストロング)はパイロキネシス(自然発火の超能力)の力を持っていた その能力は成長するにつれて覚醒し始め、10代を迎える頃には感情の揺らぎに呼応して暴走するようになり、チャーリー本人でさえも制御できなくなっていく 父アンディは娘の能力を必死で隠し続けるが、チャーリーの存在を知った政府の秘密組織が軍事利用するためスパイを送り込み、チャーリーは父親とともに逃亡を余儀なくされる
この映画は、1984年にドリュー・バリモア主演で映画化されたスティーブン・キングの小説「ファイアスターター」を新解釈で再映画化した作品です
1984年のオリジナル映画は全米第1位となったそうですが、果たして2022年のリメイク版はどうか
母ビッキーは、レインバード(秘密組織のスパイ)にチャーリーの居場所を教えなかったことから殺されてしまいます それを知ったチャーリーはレインバードを憎みます しかし、ラストシーンではレインバードが手を差し伸べるとチャーリーはその手を取って立ち上がり、彼に抱きかかえられて去っていき幕が下ります いったいこのラストにはどういう意味があるのだろうか? 敵対する者同士が和解するような結末にはそれなりの背景なり理由なりが必要ですが、この映画にはそれが見出せません 残念ながら良く分からない作品でした