★人類が直面している危機は地球規模となっている。
だが、“身近なところから変革を起こす”との理念を基調として、世界的な連帯を育むほかない。
★自由を求めて人々が移り住み、“平等の国家”を築いてきたのがアメリカです。
しかし実際は、どうでしょう。
奴隷制度や貧豊の差。
歴史をたどると、「せめて食だけは」という潜在意識がアメリカの人々にあるように思えます。
そうして行き着いた一つの結果が、「画一的な朝食メニュー」といった食の平等化です。
皆と同じものを食べることで、“私もアメリカ人だ”という安心感を得ている。
あらゆる差を乗り越える“アメリカ的”な標準化といえるでしょう。
これが、私の実感です。
平等という理想を目指して、移民国家としての在り方を探り続けている―これがアメリカの本質ではないでしょうか。
いろんな国にいろんな人種が住む時代。
世界の国々も“アメリカ的”になっていくでしょう。
一歩先を行くアメリカで普通に暮らす人々から学ぶことはたくさんありそうです。
その一つが、アメリカの食を理解することなのです。
作家・東理夫さん(両親は日系カナダ人)




だが、“身近なところから変革を起こす”との理念を基調として、世界的な連帯を育むほかない。
★自由を求めて人々が移り住み、“平等の国家”を築いてきたのがアメリカです。
しかし実際は、どうでしょう。
奴隷制度や貧豊の差。
歴史をたどると、「せめて食だけは」という潜在意識がアメリカの人々にあるように思えます。
そうして行き着いた一つの結果が、「画一的な朝食メニュー」といった食の平等化です。
皆と同じものを食べることで、“私もアメリカ人だ”という安心感を得ている。
あらゆる差を乗り越える“アメリカ的”な標準化といえるでしょう。
これが、私の実感です。
平等という理想を目指して、移民国家としての在り方を探り続けている―これがアメリカの本質ではないでしょうか。
いろんな国にいろんな人種が住む時代。
世界の国々も“アメリカ的”になっていくでしょう。
一歩先を行くアメリカで普通に暮らす人々から学ぶことはたくさんありそうです。
その一つが、アメリカの食を理解することなのです。
作家・東理夫さん(両親は日系カナダ人)




