平塚競輪GⅢ湘南ダービー 最終日
並び 2-4 1-6 3-7 9-5 8(単騎)
レース評
自力4車の動きが鋭いだけに大激戦の決勝戦。地元郡司の気合に期待した。スピードの新田、古性や清水も当然のV争い。
結果
1-9 1,100円(1番人気)
1-9-7 1万1,230円(29番人気)
人気は以下
1-9-2
1-9-3
1-9-5
多くの競輪ファンは番手有利を忘れていたのでは?
久しぶりの取手競輪。
掃除の人、ガードマンの人、私服警官?
専門新聞を売る人。
食堂の人。
皆ンさんが、顔見知り。
競輪ファンの大半が自動車であり、一部が取手駅からの無料バスで来る人たち。
行きより、当然だが帰りのバス内は競輪ファンたちの感情がヒートアップしていて、ほとんどはどなり声に近い。
勝負に負けた人が大半なのだ。
負けた鬱憤が溜まっているのだろう。
競輪ファンたちの予想が外れたのであるが、厳密に言えば選手たちが、ファンが納得する走りをしていなかったのだ。
しかも、競輪専門新聞も、惑わすように、約20通りもの予想を並べている。
絞るだけ絞って予想するのが真のプロのはず!
予 想 |
着 順 |
車 番 |
選手名 | 着差 | 上り | 決ま り手 |
S / B |
勝敗因 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◎ | 1 | 1 | 郡司 浩平 | 11.2 | 捲 | |||
△ | 2 | 9 | 古性 優作 | 1/4車輪 | 11.5 | 差 | ||
3 | 7 | 小倉 竜二 | 3/4車輪 | 11.7 | ||||
4 | 8 | 野田 源一 | 1車輪 | 11.3 | ||||
○ | 5 | 6 | 松坂 洋平 | 1車輪 | 11.1 | |||
6 | 5 | 稲川 翔 | 3/4車輪 | 11.5 | ||||
注 | 7 | 3 | 清水 裕友 | 3/4車輪 | 11.9 | B | ||
× | 8 | 2 | 新田 祐大 | 3/4車身 | 11.3 | S | ||
▲ | 9 | 4 | 小松崎 大地 | 3/4車輪 | 11.3 |
戦い終わって
豪華なメンバーが揃った決勝戦。初周は新田祐大が前、以下小松崎大地-郡司浩平-松坂洋平-清水裕友-小倉竜二-古性優作-稲川翔-野田源一で続いた。赤板過ぎに上昇した清水が打鐘からスパート。
一本棒の展開に。後方の新田が動くのに併せて郡司が三コーナーから捲り、平塚記念初Vとなった。「初手は中団の後ろが理想だったけど、新田さんが出てから誰も追わなかったからその位置へ行きました。清水君が駆けて、かなりカカっていたと思います。新田さんは連日仕掛けが早かったし、すかさず引いて立て直すと思っていて、どこでカマしてくるかって感じだったけど、あんな感じになり松坂さんには申し訳ないです。平塚では一番出ない三コーナーからの仕掛けになったけど、最後伸びました。自然と自転車が伸びた感じでしたね。ゴール後の声援が凄く嬉しかったし、それが一番ですね。(平塚の)GPでは思うようにいかなかったし、いつも平塚は呼んでもらっていたので、今回初めて平塚記念を勝てて良かったし、ホッとしています。このあとの寛仁親王牌に向けて時間があるので自転車とかいろいろ試して、良い状態で臨みたいです」。
二着に入ったのは直線で伸びてきた古性。郡司には屈したが、あと一歩だった。「初手はあの位置しかないと思ってました。
一回切ってからと思っていたけど、切るのに一杯に。あとは清水君のローリング先行も凄くて、一センターで振った時は腰が抜ける感じで、そのあと詰まってしまいました。郡司君が行きやすい形になったし、稲川さんには申し訳ないです。昨日踏めていた分、今日は疲れが残った。四日間上下のある感じでしたね。筋肉的には締まったけど、体力的にはしんどかったです」。
逃げた清水を目標にした小倉が三着に。「清水はカカっていたし強かったですよ。真後ろに古性がいたけど、みんな新田の仕掛け待ちみたいな感じでしたね。自分は前のおかげなので」。