女はなぜホストクラブに行くのか

2021年10月17日 22時25分14秒 | 社会・文化・政治・経済

フムフムのコラム

 
 もう16年も、ホストクラブに寄っている。通っているのではない、私の場合、立ち寄っているという感じである。ひいきのホストがいるというわけではないけれど、たまたま繁華街にいて、誰かと話をしたくなったらふらっと行ってしまうのだ。
16年もの間ホストクラブに足が向き続ける女なんて、あまりいないのではないだろうか。私が淋しい女であることは認める。そしてこの淋しさを埋める何かがホストクラブには、あるのだと思う。

■ホストクラブで、なごむ!?

なごむためのホストクラブがあるという。会員制で、ホストはきらびやかなタイプではなく、癒し系を多く揃えているという。店名も「なごみクラブ」。老婦人やオカンタイプの熟女、悩める若いOLなど、そこにはさまざまな女性が癒しを求めて訪れる。あくまでも癒しが目的なので、高額なボトルの強要もない。ちなみにこれは実在のホストクラブではない。マンガ『なごみクラブ』(遠藤淑子・著/竹書房・刊)の設定である。

ホストクラブ通い歴16年の私だけれど、こうしたホストクラブは聞いたことはない。ほとんどの店には共通項がある。大きめの音量のユーロビートが流れ、シャンデリアが輝きを放ち、そしてボトルが入るたびに花園神社で熊手を買った時のような威勢のいいコールがかかる。
そして指名したホストが隣に座って(指名していないホストは基本的に隣に座ることはない)甘い言葉を囁いてくれる……。これがホストクラブでの光景で、そこにはあまり、なごめる環境はない(このきらびやかさでこそなごめる人もいるのだろうけれど)。

■コンセプトカフェとホストクラブ

『なごみクラブ』第1巻が出版されたのは2008年。2009年より、以前からあった執事カフェとはまた別のコンセプトイケメンカフェが流行りはじめる。原宿や池袋を中心に「ギャルソンカフェ」「メガネスーツカフェ」「BLカフェ」など、女子が好きそうなシチュエーションや格好で給仕をしてくれるカフェがあちこちにできた。「なごみクラブ」の、ゆるいホスト達は、これらのカフェのキャスト達と雰囲気が近い気がする。

コンセプトカフェの中でも、夜間営業するところは、お酒も出す。風営法の問題で店員が隣に座って接待するようなことはないけれど、ドリンクを運んできてくれた時などに軽い会話を楽しむことはできる。そしてなによりスタッフ達は、ホストのようにギラギラしておらず、ふんわりしていてなごめるのである。それもそのはず、彼らは時給で働いていてノルマ等もない。だからこそまったりとした会話を交わしてくれるのだ。

■女がホストクラブに行く理由

私なりに感じているのは、ホストクラブというところは、女子力を競う場所でもあるということ。ヘアスタイルもきめ、ブランド品に身を包んだ綺麗な女性がホストに見送られてお帰りになる。まるでドラマのような光景がそこにある。視界にそれが入り、自分も少しは頑張らないとなと現実を突きつけられる。ホストとコミュニケーションしているだけではない緊張感がそこにはあるのだ。

それから女子力をキープする場所でもある。しばらく恋人がいない場合、甘いトークをする相手が不足してしまう。恋の駆け引きを忘れてしまいそうな時に、ホストクラブに行けば、一種の疑似恋愛を楽しむことができる。目と目を合わせ、微笑みを交わし、そしてLINEのアカウントを聞かれる。向こうは営業だけれど、そのやりとりで、自分の中の眠っていた女子も目覚めるというわけだ。最初は淋しくて店に入るのだけど、他の女性を見たり、ホストと駆け引きしているうちに、淋しがってる場合じゃないな、と気づかされ、元気が出てくるのである。

もちろんグチを聞いてもらいたくてホストクラブに行く女性もいる。ホストに身の上相談をしながら泣いている若い女性を見かけたこともある。若い男の子とお話すると若返るからと足繁く通う熟女もいる。目的は人それぞれだけれど共通しているのは「ホストとお話をしたい」というところなのだ。「なごみクラブ」のホスト達の情の深さはかなりのものだ。けれど彼らは優しすぎて客に強引な営業もしないため、営業中に閑古鳥が啼いていることもある。それでも一定のニーズはあり、店内では常になんらかのドラマが起きる。こんなアットホームなホストクラブもあっていいのかもしれない。

(文・内藤みか)

「何で、こうなってしなったのだろう?」

2021年10月17日 22時07分58秒 | 社会・文化・政治・経済

例えば、ホスト問題。
男の金銭感覚から言えば、異常な世界ではないだろうか?

「何で、こうなってしなったのだろう?」
例えば、ホストクラブ問題。
男の金銭感覚から言えば、異常な世界ではないだろうか?

よくある3つのホストトラブルと対処法を弁護士が徹底解説
2020年11月14日 2020年12月6日

この記事を読まれている方の中には
「ヤバイ!ホストとトラブルになったけどどうやって解決すればいいの?」という既にトラブルに巻き込まれた人もいれば、
「そもそもホストクラブではどんなトラブルが起きるの?」という方もいることでしょう。
そこでここでは、ホストトラブルや男女問題全般に強い弁護士が、ホストクラブで良くあるトラブルを3つ厳選して紹介するとともに、各トラブルへの対処法もわかりやすく解説していきます。
誰でも気軽に弁護士に相談できます
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よくある3つのホストトラブルと対処法

1.売掛(ツケ・未収)トラブル

ホストトラブルで一番多いのは、やはり売掛(ツケでオーダーすること。「掛け」とも言います)にまつわる金銭トラブルです。
売掛とは、店または担当ホストによる料金の立替払いですので、いわば借金です。
そして、お客がこの借金を期日までに払えなかったり、払わずに逃げ出す(飛ぶ)とトラブルに発展します。
具体的には、自宅や実家(の親)、職場に取り立てに行くと担当ホストからメールや電話で脅されたり、実際に取り立てに来られることもあります。
また、払えないお客に対しては、サラ金やヤミ金で借入させたり、風俗に沈める、殴る蹴るの暴行を働くなどの手段で回収を図ることもあります。
売掛の立て替えはほとんどのお店で担当ホストが責任を負うシステムとなっており、回収ができないと給与から天引きされてしまうためホストも必死なのです。


藤井3冠、海外アマ代表と記念対局「こちらが気づいていない好手を指されていた」 国際将棋フェス2021

2021年10月17日 16時31分36秒 | 社会・文化・政治・経済

10/17(日) 16:17配信

スポニチアネックス

台湾のアマ・張京鼎さんとリモート対決した藤井聡太3冠(撮影・我満 晴朗)

 日本将棋連盟主催の「国際将棋フェスティバル2021」が17日、都内で行われ、藤井聡太3冠(19)=王位、叡王、棋聖=が第8回国際将棋トーナメント優勝者で台湾代表のアマチュア張京鼎さん(16)とのオンライン記念対局に臨んだ。

 藤井3冠は、「海外の方との対局は始めて。とても楽しみにしています」と緊張した面持ちで角落ち対局を行った。解説を務めた羽生善治九段が「力強い棋風」と評する張アマを相手に、公式戦さながらの鋭い視線でPC画面上の盤面をにらみながらマウスを操作。挑戦を退け、「完璧な序盤だったと思います。素晴らしい対局でした」と激励の言葉を送っていた。

 対局後には羽生九段を交えて感想戦を行い、「こちらが気づいていない好手を指されていた。駒落ち戦は久しぶりだったが新鮮な気持ちで指すことができた」と笑顔を見せた。

 同大会は、将棋の国際的な普及・発展を目的として1999年にスタートし、以降3年ごとに開催されてきた。例年は世界各地の代表選手を日本に招待して行なわれていたが、コロナ禍の影響を鑑みて、初のオンライン開催となった。

 2021年大会には、世界36の国と地域から40人がエントリー。トーナメント対局にはインターネット将棋対戦サイトの「81DOJO」を使用し、「このような大きな大会に出場するのは初めて」という台湾・台北市在住の高校生・張京鼎さんが優勝を飾った。

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最高裁判例集に誤り「120カ所」

2021年10月17日 16時28分50秒 | 新聞を読もう

10/17(日) 16:22配信

共同通信
 最高裁が出した重要判断を掲載した公式資料「判例集」のうち、著名な大法廷判決12件に判決文の原本と異なる誤りが約120カ所見つかったことが17日、最高裁への取材で分かった。正確性に疑義が生じており、最高裁が対応を検討する。

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【独自】コロナ「第6波」、推計3・4万人が入院…17都府県で5000床不足

2021年10月17日 15時46分56秒 | 新聞を読もう

10/17(日) 6:14配信

読売新聞オンライン

新型コロナウイルス

 政府が15日に示した新型コロナウイルス対策に沿って、厚生労働省が、今後の「第6波」で受け入れが必要な入院患者数を推計したところ、全国で最大約3万4000人となることが16日、同省への取材でわかった。この受け入れ態勢を実現するには約4万2000床の病床が必要となり、今夏の第5波で確保した病床数と比べると、17都府県で計約5000床が不足していることになる。

【図解】コロナ禍の必需品、アルコール消毒液を使う際はここに注意

 同省は都道府県に対し、10月中に確保病床数を見直し、不足分を上積みするよう要請している。都道府県支援のため、国立病院機構(140病院)と地域医療機能推進機構(57病院)に対し、国立病院機構法などに基づく初の病床確保要求も実施する。

 夏の第5波では、病床確保が間に合わずに、入院が必要でも自宅待機を余儀なくされる患者が相次いだ。今後はこうした事態を避けるため、政府は第6波に備えて、「第5波の1・2倍」の入院受け入れが必要と判断した。

 第5波のピーク時の入院者数と入院調整中の合計は2万8446人だった。このため、第6波では最大で「3万4135人」が入院できる態勢が求められる。

 一方で、病院が入院患者を受け入れる際には、入れ替え作業などで患者の実数よりも若干多くの病床が必要となる。同省が「病床使用率80%」を目安として試算したところ、第6波で確保するべき病床数は全国で4万2669床に上る。第5波のピーク時(9月15日時点)と比べると、東京、大阪を含む17都府県で計4996床分の追加確保が必要になる。

 同省は現在、都道府県に確保病床の見直しを要請しているが、「これ以上の上積みは難しい」という声もある。国立病院機構や地域医療機能推進機構の設置根拠法には「公衆衛生上、重大な危害が生じたとき、厚労相が必要な業務実施を求めることができる」という規定があることから、同省は両機構の各病院での病床確保も要求する方針だ。

 

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山際経済再生相「11月には制限なく生活できる」現在の感染状況受け見通し示す

2021年10月17日 15時22分02秒 | 社会・文化・政治・経済

 FNNプライムオンライン 2021/10/17 12:17 


|岸田首相が福島第1原発視察=就任後初、東電から説明聴取
祇園が「SDGs-1GP」優勝 アンバサダー就任も国連招待は「荷が重い」

© FNNプライムオンライン
山際経済再生相は、フジテレビの「日曜報道 THE PRIME」に出演し、現在の感染状況が続いた場合、早ければ11月には、制限なく生活ができるようになるとの見通しを示した。

山際経済再生相「早ければ、11月に入れば何の制限もなく、さまざまな生活ができる。今の状況トレンドが続けばですよ」

山際大臣は、「GoToトラベル」事業の再開について、中小の宿泊施設に恩恵が出る制度にすべきだとしたうえで、平日利用でのポイント上乗せも考えていくと述べた。

また、コロナ補助金を受け取っていながら、実際は患者を受け入れていない医療機関の存在が指摘されている「幽霊病床」の問題で、必要があれば病院名を公表すべきだとしたうえで、補助金システムを見直していく考えを示した。

一方、世界的な半導体大手、台湾の「TSMC」の熊本での工場新設について、「次はおそらくアメリカと組み、最先端の半導体を研究開発し、製造できるようにする」と話し、研究開発のための基金を創設する考えを示した。


山際経済再生担当相 接種証明の民間利用を許容

2021年10月17日 14時50分29秒 | 社会・文化・政治・経済

2021/10/17 11:39 

山際大志郎経済再生担当相(千田恒弥撮影)© 産経新聞 山際大志郎経済再生担当相(千田恒弥撮影)
山際大志郎経済再生担当相は17日のフジテレビ番組に出演し、新型コロナウイルスのワクチン接種証明に関し、民間事業者がイベントの参加や店舗への入店などで活用することを許容する考えを示した。検査の陰性証明もワクチン接種証明と同等の扱いになるとも強調した。

山際氏は「民間でやることに関して、極力制限をかけないというのは基本だ。自分が行っているビジネスで、自社と他社とをどう差別化するのかは民間の中での工夫だ」と述べた。政府が示したワクチンの接種済証と検査の陰性証明を使った「ワクチン・検査パッケージ」を活用してほしいとも強調した。

水際対策に関しては「緩和する方向で準備している。早急にしたい」と述べ、関係省庁と調整していると説明した。

現在、政府は新型コロナ病床として申告されていたにもかかわらず、実際には患者を受け入れていない「幽霊病床」の実態把握を進めている。「幽霊病床」を抱える病院名の公表について「個別の病院名まで出した方がいいということであれば、やるべきだ」と述べる一方、補助金返還を求めることは現時点では難しいとした。

また、成長戦略の一環として、人工知能(AI)や量子分野などの最先端技術開発のために1千億円規模の基金を創設する考えも明らかにした。「科学技術を核にして産業構造をどんどん変えていかなければ、日本経済が成長路線に乗っていくことはない。民と官が一緒に頑張ろうということだ」と述べた。


自分で自分を管理する力

2021年10月17日 14時24分34秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼世の中で何がいけないかといって、中途半端ほどいけないものはない。
▼自発的に行動を検証し修正する「振り返り」が期待される。
▼1)自分で目標を決め、2)予定を立て、3)行動を記録、4)生活の改善点を見つける。
▼1週間の生活をその都度、振り返ることで、自分で自分を客観視でき、より充実した時間の使い方を考える習慣が身に付いていく。
▼「ちょっと」のつもりが、誘惑に負けて、ついつい長い間、テレビやネットを見てしまうことも。
▼予定をしっかり立てることで、逆に<自由に使える時間>が増えることも。
▼手帳に書き込むことで、頭が整理され、目の前のことに集中できるようにうになる。
▼将来の目標をどう定めて、どう頑張るのか―生き方や働き方が多様化する現代社会にあって、自分で自分を管理する力は、ますます求められる。
▼日々の振り返りがしっかり力になる。


山口公明代表に発言撤回要求 「天皇制は憲法違反」はデマ―共産・小池氏

2021年10月17日 14時19分59秒 | 社会・文化・政治・経済

2021年10月15日18時16分
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  共産党の小池晃書記局長は15日の記者会見で、公明党の山口那津男代表が共産党は「天皇制は憲法違反」と主張していると発言したことに関し、「全くのデマ発言だ。撤回を求めたい」と反発した。


共産「暴力革命」変更なし 志位氏、デマ攻撃と非難―政府見解

 山口氏は14日の東京都内での街頭演説で「共産党は日米安保条約廃棄、自衛隊は違憲、天皇制は憲法違反、廃止。こういう政党と閣外協力すると言っても、極めて安定感のない政権に他ならない」と訴えていた。 


ワクチン2回接種で重症化率低下 65歳以上、ICU入院7分の1―国際医療センター

2021年10月17日 13時50分56秒 | 医科・歯科・介護

2021年10月12日13時49分
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 新型コロナウイルスワクチンの2回接種後に感染する「ブレークスルー感染」の患者は、非接種者より重症化リスクが大きく低下する傾向があることが12日、国立国際医療研究センター(東京都新宿区)の大規模調査で分かった。65歳以上の高齢者では、集中治療室(ICU)に入る割合が非接種者の約7分の1に、死亡する割合は約3分の1にそれぞれ低下した。

同センターは、今年7月以降に全国の医療機関に入院し、9月22日までに報告があった3417人を調査。うち約9割はワクチン接種がゼロか1回だった。
 接種日の記録が明確な2574人を分析した結果、ワクチンの効果が十分に強まるとされる2回目接種から2週間以上経過した後の発症者は約2%の54人。うち44人が高齢者で、発熱やせきなどの症状が出た割合は非接種者などよりも低かった。80代女性と60代男性の2人が死亡したが、いずれも心不全や高血圧などの基礎疾患があった。
 高齢者全体の治療状況を接種歴別に見ると、ICUに入ったのはワクチン非接種者のうち16.3%だが、ブレークスルー感染の人は2.3%にとどまった。死亡率も非接種の14.7%に比べ、4.5%に低下。酸素吸入の割合は約半分だった。
 同センターの松永展明室長は「ワクチンは重症化リスクを低くする傾向があるが、ブレークスルー感染が一定数あることが改めて示された。入院者は2回目接種前までの人が多く、2回接種の完了までは特に注意が必要だ」と指摘している。 


コロナ飲み薬、年内にも登場=ウイルス増殖防ぐ―米メルクや塩野義が開発

2021年10月17日 11時35分59秒 | 医科・歯科・介護

新型コロナウイルス感染症の収束に向け、ウイルスの増殖を防ぐ飲み薬が注目を集めている。米製薬大手メルクは11日、経口の抗ウイルス薬「モルヌピラビル」について、米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請。

日本でも近く薬事承認を申請するとみられる。政府は年内の実用化を目指す方針で、国内では塩野義製薬が開発を急いでいる。

愛知医科大の三鴨広繁教授は「軽症者が自分で薬を飲んで重症化を抑制できれば、医療の逼迫(ひっぱく)も和らぐ」と予想する。岸田文雄首相も「コロナ対策の大きな決め手となる取り組みだ」と期待を寄せる。

モルヌピラビルはメルクと米リッジバック・バイオセラピューティクスが共同開発。「RNAポリメラーゼ」というウイルスの増殖に必要な酵素の働きを阻害し、病気の悪化を防ぐ。

軽症や中等症の患者を対象に実施した国際共同臨床試験(治験)では、入院や死亡のリスクを50%削減。投与患者の死亡はゼロだった。メルクは米政府と供給契約を締結したほか、日本政府とも供給に向けて交渉中だ。

塩野義が開発する抗ウイルス薬「S―217622」は「3CLプロテアーゼ」という別の酵素の働きを阻害し、ウイルスの増殖を防ぐ。9月に最終段階の治験を開始。手代木功社長は「(来年)3月までに最低でも100万人分を用意したい」と年度内の供給開始を目指す。

このほかスイス製薬大手ロシュと米アテアが「AT―527」を開発。最終治験の結果は年末までに出る見通しで、日本では来年の申請を予定している。米製薬大手ファイザーも各国で治験を実施しており、飲み薬タイプの治療薬の開発競争は佳境を迎えつつある。

初期の感染拡大局面で期待された抗インフルエンザ薬アビガンも、モルヌピラビルと同様のRNAポリメラーゼ阻害薬だ。厚生労働省の審査では新型コロナに対する有効性を明確に判断できないとされ、開発した富士フイルム富山化学(東京)が再治験中だ。

飲み薬では抗寄生虫薬イベルメクチンも、医師の判断で治療に使われているが、新型コロナの薬としては未承認。有効性が確認されておらず、医薬品メーカーの興和(名古屋市)が治験を行っている。

【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見する塩野義製薬の手代木功社長=9月29日、東京都千代田区 〔写真説明〕塩野義製薬の治験薬=10日、横浜市

2021年10月16日 15時04分

 


藤井聡太三冠「46敗」の研究(驚きの勝率0.842)

2021年10月17日 07時13分04秒 | 社会・文化・政治・経済

…デビュー丸5年、藤井三冠19歳が負け越している棋士は何人いる?

相崎修司

2021/10/16 11:02 © Number Web 提供

10月でデビュー丸5年の藤井聡太三冠。15日時点で246勝46敗だが…負け越している棋士は何人いるのか? 写真は7月の棋聖戦、初防衛後

 藤井聡太三冠は今年の10月で棋士デビューから丸5年となった。その間に250近くの白星を積み重ねたのに対し、負けはわずか46しかない(10月15日時点で246勝、通算勝率0.842)。1年間の平均が50勝近いというのも驚きだが、それ以上に年間に10敗していないペースというのはとんでもない話である。例えば、2020年度の成績は44勝8敗だが、この年度8敗というのは、20年度をフルで戦った棋士の中では最も少ないのだ。

 そもそも、棋士の負け数というのは弱い棋士だから増えるというものではない。むしろ強い棋士こそ増える傾向にある。なぜかというと、公式戦のほとんどが1敗失格のトーナメント棋戦だからだ。勝ち進んでリーグ入りやタイトル戦番勝負に登場するという実績を積まないと負け数を増やす機会はないのである。事実、20年度の最多敗は23敗を喫した永瀬拓矢王座だが、この年の永瀬は同時に44勝を上げており、藤井とともに最多勝利賞を受賞している。

 改めて藤井の各年度の成績及び、敗退した棋戦を見てみよう。(敗退棋戦は時系列順にあげている)

・16年度 10勝0敗

・17年度 61勝12敗 朝日杯優勝(竜王戦、上州YAMADA杯、王将戦、棋王戦、加古川青流戦、新人王戦、銀河戦、NHK杯、棋聖戦、叡王戦、王位戦、王将戦)

・18年度 45勝8敗 朝日杯、新人王戦優勝(NHK杯、竜王戦、王座戦、棋王戦、王位戦、叡王戦、順位戦C級1組、棋聖戦)

・19年度 53勝12敗 (銀河戦、棋王戦、王座戦、NHK杯、銀河戦、竜王戦、日本シリーズ、叡王戦、王将戦、王将戦、朝日杯、棋王戦)

・20年度 44勝8敗 王位、棋聖獲得。朝日杯、銀河戦優勝(王座戦、棋聖戦、竜王戦、日本シリーズ、王将戦、王将戦、NHK杯、王将戦)

・21年度 32勝6敗 王位、棋聖防衛。叡王獲得(10月15日時点、未放映のTV棋戦を除く)(王座戦、順位戦B級1組、王位戦、叡王戦、叡王戦、棋王戦)

「六段以下の棋士に負けた」のは2年前が最後

 藤井の負け数が少ない理由として、まず一つは年間10局を戦う順位戦でほとんど負けていないことが挙げられる。今期で5期目の参加となるが、まだわずか2敗しかしていない。また、17年度と比較して18年度の対局数が少ないのは、あまりの昇段スピードの速さで上州YAMADA杯と加古川青流戦の参加資格を失ったことがある。仮に参加したとして前年度のように途中敗退をしたかどうかは不明だが、結果として負ける機会が減ったのは確かだ。

 そして19年度の対局数が増えたのは王将リーグと王位リーグに入ったのが大きい。王将リーグでは2敗して、挑戦には惜しくも届かなかったが、王位リーグでは無敗街道を行き、翌年度の王位奪取につなげている。

 藤井の本格的な飛躍はタイトル奪取を果たした20年度だろう。この年のタイトル戦番勝負は棋聖戦と王位戦を戦ったが、合わせて7勝1敗と、わずか1敗しかしなかったのは恐るべしである。また、この年度からいわゆる取りこぼしがなくなった。藤井が六段以下の棋士に負けたのは20年6月の対大橋貴洸六段戦が最後である。

年間12敗の可能性…何かを数え間違えている?

 20年度の対局数が前年と比較して減ったのは、前期王将リーグで残留したことにより予選を戦う機会がなくなった(19年度は1次予選からのスタートだった)こと、そして竜王戦で3組に昇級していたこと(ランキング戦優勝に6組は6~7勝、4、5組は5勝を要するが、3組以上は4勝で済む)が考えられる。

 竜王戦に関して言えば、藤井はここまでのランキング戦で無敗なことも大きい。昨年までは決勝トーナメントで負けていたのは仕方がないが、並みの棋士の場合、ランキング戦で敗退すると昇級者決定戦に回り、そこでも負ける、つまり1期に2敗する可能性があるのだ。順位戦で2敗しかしていないことは前述したが、同じく5期目の参加となる竜王戦でもここまで4敗しかしていない。

 藤井が現在参加できる棋戦は8大タイトル戦に加えて朝日杯、銀河戦、NHK杯、日本シリーズの12棋戦。つまり、タイトル獲得、棋戦優勝をしない限りはどう数えても年間に12敗はするはずなのだ(年度またぎなどの誤差はあるが)。そして今年度は4棋戦でタイトル戦番勝負を戦っているので、更に負けが増える機会はあった。年間10局(今期はB級1組なので12局)を戦う順位戦は言わずもがなだ。正直、この負け数の少なさは何かを数え間違えているとしか思えない。それほどの勝ちっぷりである。

中原十六世名人、羽生九段と比べてみると…

 比較対象として、中原誠十六世名人と羽生善治九段、レジェンド両名のデビューから5年間の成績を見てみよう。

 中原誠十六世名人

・65年度 7勝2敗

・66年度 32勝7敗

・67年度 47勝8敗 棋聖挑戦。古豪新鋭戦優勝

・68年度 43勝12敗 棋聖獲得

・69年度 35勝15敗 棋聖防衛。王座戦優勝

 羽生善治九段

・85年度 8勝2敗

・86年度 40勝14敗 

・87年度 50勝11敗 天王戦、若獅子戦優勝

・88年度 64勝16敗 NHK杯、天王戦、新人王戦、勝ち抜き戦優勝

・89年度 53勝17敗 竜王獲得。全日プロ、若獅子戦優勝

 棋戦数の違いなどを含めて、対局環境を全く同一視することはできないが、両レジェンドと比較しても藤井の戦績は一歩上を行っていそうだ。ただ、藤井と羽生が初タイトルを獲ったのが5年目なのに対して、中原は4年目(番勝負初出場は3年目)の68年度なので、この分野では中原に分がある。

藤井三冠が負け越している棋士は誰?

 最後に、藤井がこれまで誰に何敗したかをあげる。

豊島将之竜王=9敗

久保利明九段、斎藤慎太郎八段、大橋貴洸六段=3敗

深浦康市九段、稲葉陽八段、菅井竜也八段、佐々木大地五段=2敗

渡辺明名人、永瀬拓矢王座、羽生善治九段、井上慶太九段、丸山忠久九段、三浦弘行九段、木村一基九段、山崎隆之八段、広瀬章人八段、村山慈明七段、佐々木勇気七段、千田翔太七段、三枚堂竜也七段、近藤誠也七段、都成竜馬七段、増田康宏六段、上村亘五段、今泉健司五段、井出隼平五段、出口若武五段にそれぞれ1敗。

 豊島の対藤井9勝は群を抜いているが、今年のタイトル戦で藤井が猛追し、竜王戦第1局を藤井が勝ったことで、対戦成績は9勝9敗の五分になった。そして藤井に勝ち越している棋士は大橋(3勝2敗)、深浦と佐々木大(いずれも2勝1敗)、井上と井出(ともに1勝0敗)の5名しかいない。

 四段昇段が同期の大橋が意地を見せている形だが、大橋の対藤井戦は前述した20年6月の対局を最後に行われていないので、現状ではまず藤井と当たるところまで勝ち上がる必要がある。

 また、深浦と佐々木大の師弟がそろって勝ち越しているのも興味深い。特に師匠は今年度、藤井二冠(当時)から白星を上げたのが光る。10月末にNHK杯で藤井―深浦戦が放映されるが、こちらにも注目が集まりそうだ。

 とはいえ、年齢差を考えると、現在の一線級クラスにある棋士がどこまで藤井に対抗できるかとなると難しい。対藤井を最も意識するのは充実期を迎えている20代半ばの棋士だろうし、また藤井の同世代棋士が追いかけることも期待したい。加古川青流戦を優勝した服部慎一郎四段、新人王戦を制した伊藤匠四段、そして奨励会で奮闘している新世代の活躍を待ちたいと思う。

 

 

 

 


 


未来の勝利は今にある

2021年10月17日 06時58分58秒 | その気になる言葉

▼「誰か」ではない。
「どこか」でもない。
「自分が今いるその場所」が、わが人生の晴れ舞台である。
自分にしかできない使命の劇を演じるのだ。
▼眼前の課題に一つ一つ挑戦し、勝利していくなかに、栄光の未来が開かれる。
未来の勝利は今にある。
▼粘り強く、一歩また一歩、ベストを尽くしていけばよい。
▼自分一人の幸せではない。
社会の平穏と繁栄を願い、その実現に尽くしてこそ、幸福は実現される。
▼自分の小さな殻を打ち破り、価値のある、充実した人生を築いていくことだ。
▼人生には、これまでの壁を破り、生まれ変わるように、立ち上がるべき時がある。
今が、その時なのだ。


ワクチンは万能ではない

2021年10月17日 06時56分44秒 | 新聞を読もう

▼新型コロナとの闘い。
ワクチン接種を終えた人が感染する「ブレークスルー感染」。
ワクチンは万能ではない。
そこで、ワクチンパスポート(接種証明)は絶対のお墨付きに成りえるのか?
▼新聞ジャーナリズムは基本に戻って「ファクトに徹底しここだわる」ことを意識すべきだ。
▼政治的な意図が隠された虚偽譲歩もあふれている。
国際社会は建前と本音の世界だ。
▼新聞の良さは、自分が求めていなかった情報が飛び込んでくることだ。
▼新型コロナとの共存を目指す中で、どこまで犠牲を許容できるか、といった生命倫理の課題にどこまで立ち向かうかだ。