「励ましの物語」2

2024年11月06日 09時11分04秒 | その気になる言葉

吉田沙登美さんは2012年から、地域の子どもたちの支えに少しでなりたいとの思いで、フードパントリー(食品等の無料配布)と、子ども食堂を春日井市で開いている。

かつて私は、離婚後、3人の子どもを育てるため、市場で働いていまいた。

子育てをしながら働く日々。いつ寝たのか分からないど忙しい生活が続いていました。

しかし、地域の人たちに励まされる中で、「この状況をなんとか打開しよう」と決意。

必死のに頑張ってきました。

その後、知人の喫茶店を引き継ぐことになりました。

研究と工夫を重ね、経済的にも安定してきました。

24年間、営業を続けており、今では、地域の多くの人から愛されるお店となっています。

子育てで苦しい時、周りの方の支えが大きな助けになったことを思い返し、地域に少しでも恩返しをしたいと思いました。

そんな中、市場で働いていた際、まだ食べられそうな食材が大量に廃棄されていたことを思い出しました。

そして、自治体の助けもかりながら、フードパントリー(食品等の無料配布)を始めました。

フードパントリーとは、衛生面の安全を確保した上で、廃棄するはずだった品物を企業から提供してもらい、無償で配布する活動です。

フードパントリーからの提供品として、食品以外にも、紙おむつやハンドソープ、化粧品、衣類もども配っています。

SDGsの目標1「貧困をなくそう」と目標12「つくる責任 つかう責任」にも少しでも貢献できればと考えています。

現在では、地域でもこの活動が広く知れ渡り、地元の大手飲食店から協力していただけるほどになりました。

また、子ども食堂も自治体のイベントの際に開催しており、行列ができるほど、多くの方に来ていただいています。

お弁当を頬張りんがら食べる子どもたちの笑顔を見るたび、喜びでいっぱいになります。

かつては、自分の子どもを食べさせることが精いっぱいだった私が、多くの人の食を助けられる境涯になりました。

「日本一住みたくなる町」を目指して、これからも地域貢献に全力で取り組んでいく決意です。


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