「学び合い」授業

2025年01月19日 09時12分35秒 | 社会・文化・政治・経済

流動型『学び合い』の授業づくり ~時間割まで子どもが決める!~

 
流動型『学び合い』の授業づくり ~時間割まで子どもが決める!~-電子書籍
 

30ページ

 
高橋尚幸

あらすじ・内容

時間割も、学習内容も子どもが決める!

 時間割や学習内容など、1日の学びのデザインを丸ごと子どもたちに任せてしまう――。

それが、流動型『学び合い』です。小学校教師である著者は、日々、担任する学級の枠さえ超えて、そんな先鋭的な実践を展開しています。
 本書は、そんな流動型『学び合い』が目指すもの、そしてその方法論について世に問う渾身の一冊。

進む少子化による学校の小規模化、教職員の多忙化、カリキュラム・マネジメント等、全国の学校現場に共通する切実な課題を解決するための大きなヒントがここにあります。
 著者は、福島県沿岸部の小学校に勤務時代、授業中に東日本大震災に遭遇。

被災直後よりもむしろ8年以上経った現在の方が、学校現場の課題の深刻さは増していると言います。

そうした苦難の日々の中で、今後の教育のあり方や、未来の子どもたちを幸せにできる力について深く考えざるを得なかった著者による提案は、未来の日本の教育の方向性の1つを、確実に示しています。

 

『学び合い』でできる!今日からはじめる自由進度学習 

 
子ども同士が助け合って学び合える! 協働的な自由進度学習のはじめ方!
子どもたちが助け合って学び合う、
そんな自由進度学習をはじめてみませんか?
 


子ども同士の関係やクラスの雰囲気もよくなり、
教師が無理をせずに、持続的にできる
自由進度学習のはじめ方、続け方が
しっかりわかる1冊!

【目次】
はじめに

第1章 自由進度学習ってなに?

自由進度学習を行政が推進するのはなぜ?
自由進度学習を、本当の「自由」進度学習にするには?
友達と「学び合う」自由進度学習が必要
拡大する自由進度学習
COLUMN1 信じられる子ども集団を創るために

第2章 子ども同士の『学び合い』でこそできる自由進度学習

『学び合い』ってなに?
『学び合い』にはこんな効果がある!
現場教師による実践事例 個別最適化を子ども自身が考える授業ができる!
現場教師による実践事例 学びの全体像が俯瞰できる『学び合い』での自由進度学習
現場教師による実践事例 問答で成長する『学び合い』による自由進度学習
『学び合い』で実現する自由進度学習の土台つくり
COLUMN2 自由進度学習こそ『学び合い』ですると教師も子どももラクになる

第3章 やってみよう! 『学び合い』でできる自由進度学習 準備編

自由進度学習の前に『学び合い』を始めるとうまくいく
『学び合い』を始めるためにどんな準備が必要か
声かけステップ1 友達と相談するほうがわかることを伝えよう
声かけステップ2 大人になって大事なこと
声かけステップ3 この学習のルール
子どもはすぐに取り組める! シンプルな課題で始めよう
取り組みのタイミングはテストから逆算で始めるといい
『学び合い』の基本的な流れ
授業中に先生は何をしているの?
最後に子どものよかった行動を語ろう
評価はどうするのか?
大事な注意 グループを教師はつくらない
COLUMN3 実証的学術研究の重要性

第4章 やってみよう! 『学び合い』でできる自由進度学習 実践編

『学び合い』による自由進度学習で最初に語るべきこと
単元単位で課題を渡すと早くなる理由
早く終わったときの対策は?
子どもたちは自由「深度」学習をし始める
計画を立てる必要があるか?
一定周期で自分の振り返りをみんなで共有する
一定周期で教師との問答を行う
COLUMN4 手立てやしかけは極限まで削れる

第5章 自由進度学習、こんなことに困ったら? Q&A

悩む前に、集団の構造のセオリーを知っておこう
Q1 自由進度学習に問題が起こったら
Q2 ひとりぼっちの子どもがいたら
Q3 わからないのにほかの子に聞きに行かない子がいる
Q4 遊んでいる子がいたら
Q5 成績が上がらなかったら
COLUMN5 集団づくりは全員の問題を全員に考えてもらうこと

第6章 異学年で一緒に行う自由進度学習がすごい

異学年で一緒に『学び合い』をするのは簡単です
異学年で一緒に『学び合い』による自由進度学習を体験
異学年『学び合い』の導入方法
注意すべきただ一つのこと
固定化した人間関係を打ち破る
『学び合い』をする文化の継承
異学年『学び合い』が先生方の変容を生む
おすすめの研修方法
受験対策に最強
現場教師による実践事例 異学年『学び合い』をやりましょう
COLUMN6 地域コミュニティの再生

付録 次に進めるためのガイドブック
 
 

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