ネットの空間は、いわば外付け脳である。
個々人が自分で記憶するはずの情報や考えるための素材を脳の外に置いておける。
その意味で有用である。
だが、リアルな空間でないために、反社会的なことや非論理的なことも考えてしまう。
人間は洪水のような情報を使いこなせるほど成熟していない。
しかも、自分と同じ意見に賛同しがちとなる。
人は良いことより、強い刺激に惹かれる傾向がある。
人間は良くも悪くも、新しくて強い刺激に敏感に反応してしまう。
つまり、人間は自分を肯定したり、正当化したり、興奮させたりする。
「自分の都合」即した刺激だけを強く受け取ってしまう。
その典型が兵庫県知事選の結果とその後の推移に如実んみ表れている。
「IoTの膨大な情報を処理する外付けの“脳”を提供したい」
神近 博三
「モノのインターネットで膨大な情報が生み出されるようになると、人間の生まれ持った能力では処理しきれなくなる。そこで、その人の好み、習慣、TPOなどを総合的に判断して気の利いた提案をする仕組み、いわば外付けの“脳”を作ってしまおうとGoogleは考えている」。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます