キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

宮本常一日記 青春篇 2012年版

2014年06月30日 |   └─宮本常一
ジャーン!宮本常一日記の新しいのを図書館で発見!!大人になってからのは前に読んだことあるけど、これは15歳から!





先日「父を語る」を探して図書館へ行き、偶然見つけて借りてきた本。宮本常一の日記は、ずいぶん前に読んだけど(もちろん全部ではないぱらぱら拾い読み)、15~26歳までの日記も新しく発行されていました。まだまだ宮本氏の遺産は発掘されつくしていないようですね。広辞苑みたいに重たい本でしたが早速借りてきて今ぱらぱらと読み始めています。

大正年間の15~18歳の日記でも、自分たちの年代とあまりと変わらないな~と思います。「勉強しなくちゃ!」「きょうも大して勉強しなかった」「勉強に気乗りしないから遊びに行った」とかよく書いてあります。でも私と違うのは、短歌をたくさん作ってることや、よく文章(小説?)を書いているという点ですね。いろいろ投稿もしてたようです。

しかしあれですよ。
後世の人間が「○○日記」とかを出版して読むというのはすごいことですね。書いた本人は見せる気などなかっただろうし、同時代を生きた人は奥さんであろうと子供であろうと、どんなに親しい間柄でも本人の生前に日記を読むことなどできなかったはずで。それなのに縁もゆかりもない人間がズカズカと超私的領域に踏み込んでるなんて。
ひと様の青春期の日記を読むなんてほんと申し訳ない気持ちですが、やめられません。・・・でも、私の日記は焼いてしまうかな。出版の恐れはないけども(笑)。




←これですよ~~~!!
15歳の時私も日記書いてた。全然違うけど、やっぱり似たようなことを考えてる部分もある。「旅する巨人」にもこんな時代が!
 宮本常一日記 青春篇 (-)
田村 善次郎
毎日新聞社




←これは6万円超えの3冊組。昔図書館で借りて読みました。戦時中の生活の話や終戦直後の大阪の野菜調達に奔走する話がとても面白かった。これが「ごちそうさん」のめいこの世界につながる。
宮本常一 写真・日記集成 全2巻・別巻1
毎日新聞社

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