
急に思い立って、横浜センター北の横浜市歴史博物館へ。荏田宿のこと調べていたら、この博物館にゆかりの品が収蔵されていると知り、来てみました。

常設展なら400円
妖怪浮世絵の企画展もやってたけど、素通り。
常設展示を見ようと展示室へ行くと、入り口に遺跡のボランティアガイドの受付が。この博物館の隣には遺跡公園があるらしい。あとで行こうと思ってたけど、ガイドをお願いしよう。

博物館の屋上から公園に歩道橋がつながっています。公園に入ると、竹林。


ガイドさんは、定年後考古学を勉強してボランティアを始めて6年という方。
最初に遺跡のあるこの辺の地形の模型へ。このニュータウンのあるあたりは、太古、海底でそれが隆起して、その後河川による侵食を受けた丘陵地とのこと、だから台地の上は平ら。そこに、縄文時代から集落がポツポツとできていたらしい。

公園内には弥生中期の環濠集落あとの大塚遺跡、墓地跡の歳勝土遺跡があり一部復元展示されてます。

環濠

竪穴式住居
本当に、このような形だったのか?
誰も見てきた人はいません。
遺跡からわかるのは柱の穴と溝と囲炉裏のあとです。
でも時々、燃えて炭になったり、水に沈んで多少の原形をとどめている木々なども出土するらしいですね。そういう遺物をたよりに推理をしていくわけです。
それから「絵」も推理の助けになります。
古墳時代の銅鏡に書かれた建物の絵。それにこのような形の家があったようです。

住居内部。涼しい。


発掘当時の様子を展示。

方形周溝墓。
ボランティアの方のお話とても興味深く、お願いしてよかったです。
ありがとうございました。
この遺跡からの出土物が博物館に展示されているので、博物館へ移動。
ジオラマなど良くできてます。




ミュージーアムショップで図録を購入。

こちらは、この遺跡じゃないけど、やはり横浜から出土した縄文時代のかなり早い時代の土器。12000年前かも。シンプルですてき。
あ、荏田宿の展示見るの忘れてた。これ見に来たんだった。

この話はまた改めて。