読了。
去年図書館に予約しておいたのが、ようやく順番が回ってきた。
ジャレド・ダイアモンドやスティーブン・ピンカーなど海外の知識人たちにインタビューや寄稿してもらったものをまとめたのだそう。
主に去年の4月5月ぐらいに書かれたものが中心。
そう考えるともう1年が経っており情報としては多少古くなっているが、それでもとても面白く読めた。雑誌の特集をまとめたようなもので、重版などはされないのだろうけど。
世界の第一線で活躍する学者の皆さんであるが、当然ながらその未来予想はそれぞれ違っている。
AIの進化について脅威だという人、楽観的な人。
中国が脅威となるかならないか。
中国が脅威となるかならないか。
アメリカの民主主義や分断についての悲観・楽観。
おまけのように日本についても語ってくれているが、熱く語る人もいれば、たいして関心がなさそうな人もいた。
私なりに思ったことは、日本の喫緊の課題は男女格差の是正だ。そのことにより超高齢化社会を支える労働人口の減少などについても多少の光明が見えるというものだ。
今読んでいるのは、この本にも登場するスティーブン・ピンカーの「暴力の人類史」。これが力作すぎてなかなか読み終わらない。飛ばし読みしてるのに、読み終わらない(笑)
でもすごい本だ。
なんとしても最後までたどり着きたい。