この夏はコロナコロナで何となく落ち着かなかった。
読んだ本の記録です。
論文集なので、それなりに難しいのですが、面白い話もあったり。
アンデルセンとグリム兄弟の生涯の比較研究は読みやすく興味深いものでした。

ヘレーン・ハンフ (著), 恒松郁生 (翻訳)
「チャリング・クロス街84番地」の続編。
往復書簡集「チャリングクロス街84番地」の大ヒットにより、ついにあこがれの英国旅行ができることになったへレーンハンフのイギリス滞在記です。
翻訳している恒松郁生さんは、惜しまれつつ閉館してしまったロンドン漱石記念館の元館長さんですね。

頭木弘樹著
知り合いが読んでいて面白そうだったので図書館で借りてきた。
知り合いが読んでいて面白そうだったので図書館で借りてきた。
読み進めていくと、小澤俊夫先生の話やマックスリュティ理論の話が出てきてびっくり!頭木弘樹という方は「本を紹介する」のがお仕事なんだそう。
おびただしい本と落語の音盤が紹介されています。
面白い本でした。おすすめ!
面白い本でした。おすすめ!

「お経で読む仏教」釈徹宗著
NHK出版 学びのきほんシリーズなので、とっても読みやすく面白かった。
この半年の仏教学習の成果もあり、よく理解できました。
釈先生のお話を聞く機会もそれなりにあるので、釈先生の声が脳内で響いていました。
おすすめ!
おすすめ!

「自由が丘のほがらかな出版社」の話 三島邦弘著
自由が丘にある小さな出版社~ミシマ社~の社長さんの書いた本です。
この出版社、本屋さんに行くと何か手書きっぽいポップとかがあったりして、気になっていたのです。
「自由が丘」だし。(自由が丘の近くでいつも仕事しています)
ここの出版社の本を買って読んだこともあります。(成長しない会社~「21世紀の楕円幻想論 その日暮らしの哲学」 平川克美著)
最後まで読んで気が付いたのですが、この本はミシマ社のものではなく、河出書房です。
元気が出てきます。人生に悩んでいる人とか、若い人とか、これから一旗揚げたいひととか、そろそろ人生を仕舞いたい人とか。
おすすめします。