高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

逝きし世のはなし 

2014-03-01 09:00:00 | 土といのちからのお知らせ
理事長 丸井一郎です。

春になると野も畑も一面花になる。
藍微塵(あいみじん)という小さく青い花。
紅と白の蓮華、黄に咲くキツネノボタン(狐野牡丹)。
ヨモギ、セリを採る。座ると土がぬくもる。
菜畑にモンシロチョウ。空にツバメ。
初夏には、水路や小川に小魚が湧き光る。
夏は桃や畑のなり物をこっそりいただく。
台風の後、水に酔ったウナギや鮎を手づかみする。
生き物であふれていた。
遠浅の浜で海につかると足をつつくほど魚がいた。
拾いきれないほど貝がいた。
泳ぎながら川の水を飲んだ。
教室は子供であふれていた。
はだしで鼻水、布のグローブ、三角ベース。
わきあがるげんきのわるがき。
「洗濯物は空に行き、」
「ズロース・シャツ・ズロース・シャツ・パンツ・パンツ・パンツ」
と並ぶ物干し、裏庭に井戸・・・・
#               
パラチオン、スイバクマグロ、スイギン、コーガイ、イチコロウナギ、チクロ、チッソ
ユショー、カガクブッシツカビンショウ、カショク・キョショク・コショク、ギソー、
トリハロメタン、ネオニコチノイド、PCBBHCDDTNHK、
セシウム、ストロンチウム、プルトニウム、ポロニウム・・・・
#                 
そしてだれもいなくなる。 
沈思合掌

で、どうしましょう、

コメント
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